サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「穴はサクステッドの変わり身」 (2/2ページ)
しかも道悪(重馬場)で終始ノメりどおし。脚を取られていたため、参考外にしてもいい。
使われた今回は違う。短期放牧でしっかりとケアされ、乗り込み量は豊富。中間の稽古の動きも滑らかで、実にリズミカル。状態は一変しているだけでなく、成長さえうかがわせている。
「馬体が引き締まって、たくましくなっている。動きも伸びやかになっており、背丈も伸びた。前走とは違う」
こう言って目を細めるのは、小西調教師。ならば変わり身が見込めるというものだ。
父タートルボウルは、GI1勝の一流とは言いがたいマイラーだったが、種牡馬として成功。母系もよく、アルナスライン(菊花賞、天皇賞・春ともに2着)など、近親、一族に活躍馬が多くいる。新馬戦で見せた上がり33秒9の強烈な末脚が武器で、器用さがあって立ち回りも上手。直線に坂のある小回りの中山芝2000メートルは、ピッタリではないだろうか。良馬場条件に大きく狙ってみたい。
連下は当然、有力どころということになるが、注目したいのは1戦1勝のイェッツトだ。
金成調教師みずから「隠し玉」と公言し、そのとおり、26.6倍の単勝でデビュー戦を完勝。それでいて「六~七分の仕上がり」(金成師)だったのだから、上がり目は十分。中間も順調そのものとあって、目は離せない。
ライトカラカゼにも注意を払いたい。こちらはクリールカイザー(AJCC)の全弟。レースセンスはクリールカイザーより上との評判だけに、軽視は禁物だ。