出典：食べログ

2018年も既にいくつもの飲食店を食べ歩く「さすらいの旅人」氏が、今回から隠れた名所・岡山県のグルメを大特集☆

岡山は年間を通して「晴れ」の日が非常に多く、また南部の瀬戸内海側は温暖で地中海の気候に近いことから「日本のエーゲ海」とも呼ばれ、オリーブなども栽培されています。

恵まれた気候を利用した名産が多く、B級グルメの天国でもある岡山について、きっとまだ深く知らない方も多いことでしょう。

そんな方々に、今回からたっぷり魅力をお伝えしますので、とくとご覧ください♪

「さすらいの旅人」氏がおすすめする岡山の魅惑のグルメ☆
①橋野食堂

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最寄り駅はJR姫路線・東津山駅ですが、徒歩10分以上掛かるため車で往訪するのが現実的な「橋野食堂」は、「第6回B-1グランプリ」にて準優勝にも輝いた、130年もの歴史を持つ老舗の人気店。

こちらのお店がある津山市は「津山ホルモンうどん」が名物で、その中でも1番の歴史と人気を誇るのが「橋野食堂」です。

店内には石ちゃん（石塚英彦）と彦摩呂という、2大グルメレポーターを筆頭に、多数のサインが飾られており、その人気が伺えます。


出典：食べログ

そんなお店での一番人気はやはり「ホルモンうどん1玉」（790円）で、その作り方は…

年季の入った大きな鉄板に、大腸・小腸・ハラミ・センマイ・ハツなど5～6種類のホルモンを投下し、強火で一気に焼き上げていきます。

次に、岡山県産の長ネギを大き目にカットして加え、柔らかい袋麺を投入し、その上からシャキシャキ感を出すためにモヤシを追加。

そして、味付けに使用するのが、店主一番のこだわりである自家製の味噌ダレ。


出典：食べログ

ニンニク・胡麻油・リンゴ・柚子など 十数種類の食材をブレンドし、1ヶ月ほど熟成した自慢の特製の味噌ダレを加えて焼き上げ、最後に一味をふりかけたら、橋野食堂のホルモンうどんの完成です☆

箸で強く掴んだら切れそうな柔らかいうどんに、ホルモンの旨みと野菜の甘み、特製味噌ダレが染み込んでいる、絶妙なマッチング！

ソースでも醤油でも味わえない、特製味噌ダレのこの味は、ここでしか体験することができません。

「B級」グルメというにはもったいないくらい絶品のホルモンうどんは、遠出してでも食べる価値は十分ですよ♪


出典：食べログ

◆橋野食堂
・場所：岡山県津山市川崎549-9
・電話番号：0868-26-0502
・営業時間：月～土・祝／10：00～19：00
日／10：00～16：00
※定休日：不定休

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする岡山の魅惑のグルメ☆
②おっつぁん

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JR山陽本線・笠岡駅から徒歩20分前後と、こちらも車での来店が理想的な「おっつぁん」は、その立地ながらも休日には行列が絶えない人気店。

こちらでは、局地的な「地ラーメン」である「笠岡ラーメン」が有名で、鶏そば・かしわラーメンとも呼ばれるこのラーメンは、お店により多少ことなりますが、スープもチャーシューも鶏づくしのラーメンです。

その代表格でもある「おっつぁん」の「しょうゆラーメン」（680円）は、醤油スープに細ストレート麺、トッピングはネギ・メンマ、そして笠岡ラーメンの代名詞となる鶏チャーシューが入った一品。


出典：食べログ

鶏ガラに魚介を合わせたアッサリ系スープは、朝から長時間煮込んでいることもあり、じっくりと鶏の旨みを引き出しています。

このスープに、やや細めのストレート麺が絡み合い、極上の味わいを演出☆


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多数のメディアにも取り上げられ、店内にも有名人のサインがところ狭しと並ぶ人気店の地ラーメンのお味を、ぜひご賞味ください！


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◆おっつぁん
・場所：岡山県笠岡市十一番町11-66 笠岡総合卸売市場内
・電話番号：0865-62-5055
・営業時間：11：00～21：00
※定休日：水曜

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする岡山の魅惑のグルメ☆
③お好み焼き　ほり

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JR赤穂線・日生（ひなせ）駅から徒歩10分ちょっとのところに位置する「お好み焼き　ほり」は、今や日生の名物になっている「カキオコ」発祥のお店。

カキオコとは、岡山県備前市日生地区の郷土料理・ご当地グルメで、牡蠣入りのお好み焼きの略称。

関西風と広島風を合わせたような、独特の「日生焼き・日生風」の焼き方で、牡蠣の量がとても多いのが特徴的です。
※多くのお店では、牡蠣のシーズンである「10月下旬～3月末」くらまでの季節限定メニュー。

カキオコ登場当時は、岡山県内の方も知らないような期間限定メニューでしたが、B級グルメブームの到来と共に大会にも出場し、全国的にその知名度を上げていきました。

そんなご当地グルメ発祥の地である「お好み焼き　ほり」の「日生カキオコ」（950円）は、広島風より厚めに生地を伸ばし、その上にキャベツを置き、鉄板で1度も牡蠣を焼くことなく、生牡蠣をそのまま乗せているという珍しい調理方法を用います。


出典：食べログ

上からコテで押さえることなく、じっくり焼き上げて完成したカキオコは、主役の牡蠣がプリプリで、かつ水分が抜けているため旨みが凝縮！

また岡山ではメジャーな、これまたご当地ソースである「タイメイソース」との相性も抜群で、甘さ控えめ＆キリッとした酸味が魅力的です。


出典：食べログ

キャベツの食感を存分に楽しみながら、大ぶりの牡蠣をしっかり味わう…これこそ岡山名物と言わしめるゆえんでしょう。

東京では滅多に味わうことのできない、お好み焼き×牡蠣の季節限定名物コラボを、今このタイミングで食べに行くことをおすすめしますよ♪


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◆お好み焼き　ほり
・場所：岡山県備前市日生町日生886-5
・電話番号：0869-72-0045
・営業時間：10：30～19：00
※定休日：水曜

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする岡山の魅惑のグルメ☆
④くいどうらく

出典：食べログ

兵庫県の西端・赤穂市の北東に位置する坂越湾の海岸線を走る県道458号線沿いの、海の駅しおさい市場の中にある「くいどうらく」は、豪快に牡蠣を堪能できる有名店。

こちらのお店、先ほど紹介した備前市日生のお隣の兵庫県赤穂市にあるため、正確には岡山県ではありませんが、隣ということと牡蠣繋がりということで特集にランクイン☆

漁場である坂越湾はさほど大きなところではありませんが、地元の努力によって水質がキレイに保たれているため、通常の海より雑菌が少なく、瀬戸内海では大変少ない生食用の出荷が認定されている清浄海域なのです。

大切に育てられ、丁寧に出荷される牡蠣が美味しくないはずもなく、その絶品牡蠣を求めて、全国からこの「くいどうらく」に海のミルクを食しにお客さんがやってきます。

「くいどうらく」の名物は、90分食べ放題の焼きガキに、カキ飯・小鉢・汁付きのコース4200円ですが、今回「さすらいの旅人」氏は、食べまくりたい気持ちをグッと抑えて「焼きガキ（10個）」（1950円）を購入。

そんな気持ちに応えてくれたのかは定かではありませんが、同氏が10個購入すると、何故か12個の牡蠣が登場（笑）


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ありがたいアクシデントに心躍らせつつ、牡蠣を焼き網の上にセット。
※炭火焼きをするスペースが正方形になっており、4人以下の場合は相席となります。

焼き牡蠣は平ら面を下にして2分ほど焼き、ひっくり返して4～5分焼き、透明感がなくなり、貝柱が白くなったら食べ頃！

ここで注意してほしいのは、牡蠣の開く方向を、自分や相席の人の方に向けて絶対に置かないこと。
※牡蠣が爆発して熱い汁が飛ぶことがあります。

ほどなくすると、焼き牡蠣の口が開き（開かない場合はヘラでこじ開ける）、巨大で美味しそうな牡蠣がお目見えします。

レモン汁や専用のタレをかけて食べるところもありますが、坂越の牡蠣は何もつけなくとも、海水の塩気だけで十分に美味しいです！

濃厚でクリーミー…牡蠣の褒め言葉としては定番過ぎる言葉がすぐさま頭をよぎると共に、食べ放題にしなかったことを少しだけ後悔（汗）。

その代わり、どうしても食べたかった「かきにぎり」（650円）を注文し、磯の香りを口いっぱいに堪能☆


出典：食べログ

なお、こちらの牡蠣は、10月下旬くらいから食べられますが、身が大きくなる1月末～2月くらいが一番美味しい時期ですので、ぜひ狙って行ってみてくださいね♪


出典：食べログ

◆くいどうらく
・場所：兵庫県赤穂市坂越290-7
・電話番号：0791-46-8800
・営業時間：月・火・木～日／11：00～16：00
水（11～3月のみ）／11：00～15：00
※定休日：水曜（4月～10月）

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特集第一弾として公開したお店だけでも魅力たっぷりの岡山県♪

気候と立地に恵まれた岡山のグルメは、まだまだこんなものではありません。

引き続き、次回以降の岡山とっておき料理をお楽しみに!!


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