闘将・星野仙一がすがった「波動療法」(2)「酵素液」を球団に送っていた (2/2ページ)
「実は、体調を考えてパーティーを中止するほうがいいのでは、という声もあったそうです。ところが、当の星野さんが『絶対にやる!』と言って譲らなかったといいます。会の途中は裏で呼吸が荒くなったりもしたようですが、途中で退席することもなく、スピーチの際にも背筋をピンと伸ばして立派にやり切ったんです」
大阪の会場で星野氏は、
「皆さん、2年待ってほしい。私も死ぬ前に甲子園で阪神と楽天の日本シリーズが見たい」
とリップサービスし、会場を沸かせた。しかし、「それだけにやりきれない」と言うのは前出の高山氏だ。
「ひと言、『ガンだ』と言ってさえくれれば‥‥。昨年1月に量子波治療をしてからは、冬虫夏草や雪蓮花の漢方が入った『酵素液』を球団に送るくらいしかしていなかったんです。真実を知っていれば、私の治療院でいろいろやりようはあったのにな。今、少なくとも1年や2年の延命は難しくない。例えばうちの院には、体内に特殊な電子を流して、ガン細胞を殺してくれるキラー細胞を増殖させる医療機器があります。ミトコンドリアを劇的に増やしてガン細胞の働きを抑える『ソマチット』という方法もある。生きられたのに、言わないんじゃ話にならんよ、本当に‥‥」
取材中でこの時だけは、星野氏を責めるかのように、小さな声でそう悔やんだ。