将棋・羽生善治&囲碁・井山裕太「驚きの天才伝説」 (3/3ページ)

日刊大衆

本誌で「詰碁」の出題をお願いしている小島高穂九段は、その強さの秘密を、こう解説してくれた。「全局的な発想に長けた井山七冠は、決まったスタイルを持たず、どんな碁も柔軟に使い分けながら、常に最強にして最善の手を求めて、妥協することがありません。タイトルを獲っても、守りに入るようなことがなく、まだ進化を続けているのは、そのためでしょう」

●いよいよ世界の頂点も視野に  現在の日本の囲碁界は、中国、韓国に遅れを取っており、国内では無敵の強さを誇る井山氏も、最新の世界棋士レーティングでは、まだ15位。だが、「昨年11月、井山氏は囲碁の世界棋戦『第22回LG杯朝鮮日報棋王戦』の準決勝で、世界最強とされる中国の柯潔九段を破り、初の決勝進出を決めています。2月の決勝3番勝負に勝てば、いよいよ世界一。着実に世界との差を縮めています」(前出の専門誌記者)

 偉業を達成した2人の天才は、今もなお、進化し続けているのだ。

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