モロッコの世界遺産の町・ラバトにある「ウダイヤのカスバ」で歴史と絶景探訪 (2/3ページ)
ゆったりとした時間が流れる庭園を歩いていると、ここが首都の真ん中であることを忘れてしまいそうです。
地元の人々の憩いの場にもなっている庭で、しばし休息の時間を過ごしてみては。
驚いたことに、ウダイヤ庭園の北側には、入り組んだ坂道が張り巡らされた町が広がっています。モロッコで「カスバ」というとき、城砦そのものを指す場合もありますが、ウダイヤのカスバは城壁に囲まれた町全体を指すのです。
白と青で統一された家々が並ぶカスバの内部は、ラバトのほかのエリアとは隔絶された別世界。何気ない風景がとても絵になり、写真好きにはたまりません。
メルヘンチックな町並みを楽しみながら、高台にある展望台を目指しましょう。
海に面したカスバの先端に位置する展望台は、ゆったりとした広場。オレンジジュースの屋台には現国王・ムハンマド6世の写真が掲げられていて、モロッコらしさ満点です。