大相撲初場所は栃ノ心が優勝!ところで平幕優勝とは?どれだけすごいことなの?

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大相撲初場所は栃ノ心が優勝!ところで平幕優勝とは?どれだけすごいことなの?

2018年の大相撲初場所は栃ノ心が平幕優勝!

2018年の大相撲初場所は、横綱・白鵬と稀勢の里が途中休場、優勝が期待された上位陣も成績が振るわない中、平幕の栃ノ心が14日目にして、千秋楽を待たず優勝を決めるという快挙を成し遂げました。

ジョージア出身の力士の優勝は大相撲史上初、また平幕での優勝も平成2012(平成24)年夏場所の旭天鵬(現・友綱親方)以来6年ぶりということで、会場の両国国技館は大歓声に包まれ、TV画面にはニュース速報まで流れたほどでした!

ここのところ何かと揺れている相撲界に明るい話題をもたらしてくれた、今回の栃ノ心の初優勝ですが、そもそも「平幕優勝」とはどのような優勝なのでしょうか?

平幕優勝とはどんな力士が優勝すること?

平幕優勝とは、その名の通り「平幕」の地位にある力士が幕内最高優勝を飾ることです。

「平幕」は、幕内力士のうち横綱や三役(大関・関脇・小結)という、いわゆる「役」についていない力士のことを指します。この地位のことを一般的には「前頭」と呼びますが、「前頭」は正確には「前相撲の頭」を意味するため、横綱・三役と番付外の「前相撲」の力士以外は全員「前頭」ということになります。このことは、番付表を見ると平幕(=前頭)の力士だけでなく、十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口の全ての力士の格付けに「前頭」と書かれていることからも分かります。

そのため、広義の「前頭」の力士の中でも「幕内」で役についていない「幕内前頭」の力士のことは「前頭」ではなく「平幕」と呼ぶことがあるのです。

栃ノ心の2018年初場所での番付は「西前頭3枚目」ですから、この地位での優勝は「前頭優勝」ならぬ「平幕優勝」ということになります。ちなみに「金星」とは横綱に勝つことですが、平幕の地位で横綱に勝つことが条件で、小結以上の三役の力士が横綱に勝っても「金星」とは呼ばれません。

平幕でありながら横綱に勝ったり、横綱や大関の勝ち星を上回って優勝するということは、それだけ大きな意味を持つことなのです。

あの貴乃花親方も!これまでの平幕優勝力士

さて、平幕の地位で幕内最高優勝を飾った力士の中には、大鵬の孫ということで注目されている納谷の父である元関脇・貴闘力、唯一の2回の平幕優勝経験者の元関脇・琴錦(現・朝日山親方)、大量の塩を撒くことで有名だった元関脇・水戸泉(現・錦戸親方)、初の外国人力士として知られる元関脇・高見山(元・東関親方)、大関陥落から平幕優勝を経て再び大関に返り咲いた元大関・魁傑(元・放駒親方)などがいます。

後に大横綱となる現在の貴乃花親方も、初優勝は平幕優勝(当時の四股名は貴花田)でした。

栃ノ心のこれからの活躍にも、ぜひ期待したいですね!

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