森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 ガラパゴス化する日本の自動車産業 (2/2ページ)

週刊実話

いまの日本の軽自動車では、例えば、アメリカの衝突安全性能基準をクリアできていないし、欧州で売るにも小さすぎる。

 もし、このまま日本車メーカーが軽自動車の開発ばかりに注力していくと、日本の自動車産業は、日本だけでしか通用しない独自の進化、つまりガラパゴス化してしまうだろう。
 それを防ぐために、私は軽自動車の排気量や大きさの制限を、いまのリッターカー並みに拡大すればよいと思う。
 そうすれば、世界を相手にできるコンパクトカーの開発に国産メーカーが注力できるからだ。
 そんなことをしたら、ますます軽自動車シフトが起きて税収が減ると思われるかもしれないが、富裕層はリッターカーにはほとんど乗らない。いまのリッターカーの分だけが税収減になるのだから、実害はさほど大きくない。いますぐ、軽自動車の規制緩和をすべきだ。

「森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 ガラパゴス化する日本の自動車産業」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る