世界遺産なのに旅行者が素通りするモロッコの首都、ラバトに行くべき7つの理由 (4/5ページ)
・トラムが通っていて移動しやすい
モロッコで市内移動をするときに使う機会が多いのがバスとタクシー。
モロッコのバスは、旅行者にはルートや停留所がわかりにくいうえ目的地まで遠回りになることが多いのが難点で、タクシーは外国人とみると交渉制になり、通常より高い料金を払う羽目になることが少なくないのがネックです。しかし、ラバトにはトラムが通っているので、市内中心部だけの移動ならバスやタクシーを使う必要がありません。
料金はどこまで乗っても1回6ディルハムと手ごろで、ルートや停留所もわかりやすいので、勝手がわからない旅行者でも簡単に乗りこなせます。
・落ち着いたたたずまいと開放的な空気
ラバトは、モロッコのなかでも気持ち良く歩ける町のひとつ。ヤシの並木が続く通りや緑豊かな公園など、緑が多いことから「庭園都市」の異名をとっていて、道幅は広く、モロッコにしては歩道もよく整備されています。
行政を担う首都らしい落ち着いたたたずまいと、港町ならではの開放的な空気が共存するラバトは、とても居心地の良いところ。教育水準や経済水準が比較的高く、モロッコの都市のなかでは治安も良いとされています。
・フレンドリーなのに煩わしい声かけは少ない
モロッコは日本人バックパッカーのあいだで「世界3大ウザい国」と呼ばれる国のひとつ。