紅蘭「父・草刈正雄は、全然ダンディじゃない!」 (2/3ページ)
たとえば、私がリビングでテレビを見ていると、父がやって来て“吉川さ~ん!”と大声で呼びかけてくるんです」
ゆま「吉川さん?」
紅蘭「ええ。私は父にそう呼ばれた時点で、“吉川さん”になりきらないといけないんです。もちろん、吉川さんが何者なのか、男なのか女なのかすらも分からない」
ゆま「じゃあ、どうするんですか?」
紅蘭「とりあえず、私は“あ、久しぶりです。山本さん。今日はお天気がいいですね~”みたいに適当に返しつつ、父親を山本さんって人にしちゃうんです」
ゆま「アハハ。突然始まった会話の中で、それぞれのキャラを作り上げていくってこと?」
紅蘭「そうなんです。吉川さんと山本さんが近所の人同士だったり、会社の同僚だったり、会話をしながら勝手に決めていくんです」
ゆま「楽しそう! でも、そのなりきりごっこは、いつ終わるんですか?」
紅蘭「放っておくと父は延々と続けるので、私が面倒臭くなったら終わりです。しかも、こっちが映画を見ている最中や、友達と電話をしているときでも、おかまいなく父親は始めようとするので面倒です」
■NHK大河ドラマ『真田丸』出演時も大変
ゆま「アハハ。本当に仲良しなんですね~。それに草刈正雄さんのイメージが、いい意味でガラリと変わりました。草刈さんには、ダンディで物静かなイメージがあったので」
紅蘭「全然、ダンディじゃない。とにかく心配性で、私に対してもそうだけど、自分の体のことも、いつも心配しているんです。この前も一人で難しい顔しているので、“どうしたの?”と聞いたら、暗い顔で“俺はもう死ぬかもしれない”と…」
ゆま「え?」
紅蘭「指の先が痛いらしくて、“ガンかもしれない”と悩んでいるんです。“どう考えても、シャンパンの開けすぎだろっ!”って(笑)。いきすぎた心配性、いきすぎたマイナス思考なんです」
ゆま「かわいいじゃないですか(笑)」
紅蘭「かわいくないですよ。NHK大河『真田丸』に出ていたときも大変で、毎回、家に帰ると、自分の演技がダメだったことを悔やんでいるんです。