天才テリー伊藤対談「濱松 恵」(3)アメリカの彼氏もヤバい奴でしたね (2/2ページ)
もちろん、2人には一緒に行くかどうかを聞いたんですよ。でも「行きたくないから、勝手に行って」って言うものですから。
テリー とことん自由な女だな(笑)。仕事とかは大丈夫だったの。
濱松 レポーターをしたり、ドラマに出たりしていました。昔から海外のあちこちで暮らした経験があるので、英語は話せるし、あんまり言葉には困らないんですよ。私、どこへ行っても、何をやっても生きていけると思います。
テリー いや、たくましいね。向こうでは、どういうところで暮らしていたの。
濱松 最初はマイアミのモーテルみたいなところへ入ったんですけど、向こうでフィギュアスケートのスウェーデン代表のオリンピック選手と知り合って、「モーテルは危ないから、うちへおいでよ」と言われて、そのまま同棲することになったんですよ。
テリー えっ、話が急展開すぎてついていけないんだけど(笑)。なんでまた、オリンピック選手と知り合うことができたの?
濱松 私、昔アイスダンスをちょっと習っていたんですよ。マイアミのキーウエストにスケートリンクがあったから、久しぶりにやりたいなと思って行ったら、彼から「キミ、日本人?」と声をかけられまして。彼はそこで、コーチを務めていたんです。
テリー その彼とのおつきあいは?
濱松 1年半ぐらいで別れちゃいました。同棲して初めてわかったんですけど、彼、ヤク中でヤバいヤツだったんですよ。ラリると暴力を振るわれて、「これは本当に殺される」と思って、日本に逃げちゃいました。
テリー いやいや、もういちいち出てくる話がすごすぎるよ(笑)。