肌が白いだけじゃない? アルビノの人が持つ知られざるハンデとは (2/6ページ)
・メラノサイトの数が減る
・メラノサイトの数はあるが、メラニンを作る過程に何らかの問題がある
・作ったメラニンを周囲の細胞に配ることができない
尋常性白斑
メラノサイトの数が減ることによって、皮膚の一部の色が薄くなる病気の一つが尋常性白斑です。
生まれつきの病気ではなく、大人や高齢者になってから皮膚の色が白くなってくることもあります。アメリカ人歌手の故マイケル・ジャクソンさんはこちらにあたります。
アルビノ
メラニンを作る過程に問題があることによって、全身の皮膚や髪の毛が生まれつき白い個体をアルビノといいます。
この症状はヒトに限らず動物に広く見られ、例えば眼の赤い白ウサギや、白ネズミはアルビノの個体です。また、アルビノのカラスやスズメがいるとニュースになることもあります。
ヒトの場合、およそ1~2万人に1人程度の割合といわれています。
ヒトのアルビノの症状
アルビノの人は、メラニンを全く作れない場合もあれば、わずかに機能が残っている場合もあり、症状は人それぞれです。
一般的には髪・まつ毛・眉毛が真っ白から黄色で、皮膚は血管の色が透けて見えるためピンク色をしています。
メラニンは眼の虹彩(日本人では茶色、白色人種では青や緑色の部分)や、眼球を包むブドウ膜にも存在しますが、アルビノの人はこういった目の色素もないため、青や灰色の目をしています。