病院以外で亡くなった場合に行われる事件性の有無を調べる「検視」について (2/2ページ)
しかし、検視によって事件性が疑われる場合には司法解剖が行われることになる。司法解剖は基本的に大学の法医学教室で行われるために、遺体の移動のための時間が数日かかるようだ。さらに、遺体の身元が分からない場合や遺体の状態が悪い場合にはDNA鑑定が行われる。これによりさらに時間がかかることがあり、地域や状況によっても変わるが長くて1か月以上かかる場合もあるそうだ。
■「検視」が終わるまで葬儀は行うことができない
検視が行われた場合には、死亡検案書が作成されるまで遺族は死亡手続きや葬儀を行うことはできない。検視が終わった後の連絡が来たらすぐに引き取りに向かわねばならず、この時点までに葬儀社を決めていなければならないのだ。一応、警察から葬儀社の紹介はあるようだが、どうしても相場より高くなってしまう場合が多いためにあらかじめ葬儀社や葬儀のプランを決めておくのがよいだろう。
■最後に…
昨今では核家族化や単身世帯の増加が進んでいるが、このような異常死のケースには遺族の負担も大きいようだ。自身の最期を良い形で迎えるためにも普段から家族との連絡は密に取っておくべきかもしれない。