北朝鮮美女軍団、平昌五輪を制圧した「美と才能」 (2/2ページ)
莫大な損失は理不尽にも思えるが、「キャンセルの理由は“情報統制”。ホテルの中に仕込まれた幾多の機器、従業員に成りすましたスパイ、一方、各部屋にあるテレビ放送を警戒してのことです。また、楽団が宿泊したことを万景峰号の新たな売りにしようとの狙いもあるようです」(前出のシマ氏)
ちなみに、三池淵管弦楽団をはじめとする北朝鮮の音楽エリートは、3~4歳で楽器を学び始める。「以降、15歳頃まで、金星学院などの名門校でのレッスンに明け暮れる。その後、大学や留学派遣――ロシア、チェコ、ポーランド、ハンガリーなどの東欧諸国、加えて中国などへ行き、特訓を続けます」(前同)
一方で、徹底した思想教育――“音楽に打ち込めるのも将軍様のおかげ”を施されるという。「こうして育成された音楽戦士は国家のため、金正恩委員長のため、技術を磨き続けるんです」(同)
華やかな北の美女軍団の活躍で、盛り上がった隣国の五輪。そのツケは小さくないはずだ。