天才テリー伊藤対談「音喜多 駿」(3)小池知事の動向は今後も要注目です (2/2ページ)
テリー 例えば、今はどういうところが支持できるんですか?
音喜多 都政改革本部を作ってのムダな事業の洗い出しや、ペーパーレスを推進するといったコストカットだったり。これまで審議会や有識者会議で公開されてなかった情報を全部公開にするなど、評価できる面はあるんですよ。ただ先ほどもチラリと言いましたが、豊洲市場の問題や東京オリンピック・パラリンピックについては正直、情熱を失っているように思えます。
テリー それは意外だね。だってオリンピックなんて、いちばん目立てる、実においしいポジションじゃないですか。
音喜多 まず、オリンピック直前に任期終了になるんですよ。今の支持率30%台あたりだと再選できるか五分五分で、結局再選できずにオリンピックを迎えられない、という可能性もあるんです。
テリー ああ、自分がその場に立てないのなら、頑張ってもしかたないっていうことか。
音喜多 しかも、テリーさんもおわかりのとおり、この先は本当に茨の道で、一発逆転で支持率が20%上がるとかいう要素はまずないんですよね。コツコツと行政を重ねて、失点を挽回していくしかない。しかし、小池知事はみずからに光が当たることで能力を発揮する方なので、地味な作業にどこまで耐えられるか、どこまでやる気を保っていられるか、そこは非常に不安視されてますね。
テリー ハハハ、目立ってないとダメなんだ。それは面倒だ。
音喜多 あと、また参議院選挙や解散総選挙があったら、フッといなくなっちゃうんじゃないかという不安は常につきまといますし。
テリー 来年、参議院選挙があるもんね。でも、それをやったら絶対再選されないでしょう。
音喜多 今の時点ではやらないと思ってはいるんですが、その「まさか」をやるのが小池知事ですから、その辺りは今後も要注目ですね。