NHKがジャニーズにひれ伏した「あさイチ」司会問題裏 (2/2ページ)
そのため井ノ原まで降板すると知った彼らは慌てふためき、まずは有働の慰留に動いたのですが、彼女の決意は変わらなかったといいます」(前出・NHK関係者)
当初は井ノ原の後任にはジャニタレの名前が挙がっていたという。
「NHKサイドとしては、後任に中居正広か、いま司会者として最も脂がのっている関ジャニ∞の村上信五あたりが欲しかった。一方のジャニーズ内では、同じく関ジャニ∞で売り出しに力を入れている横山裕や丸山隆平の名も挙がっていたんです。いずれ、借りを作ってしまったNHKがジャニーズにひれ伏し、言いなりのキャスティングを押し付けられるだろうと見られていたんです」(情報番組制作会社スタッフ)
ところが、フタを開けてみると、井ノ原の後継者は博多華丸・大吉となった。いったい何があったのか。
「ジャニーズとしても、自社タレントを突っ込みたかったとは思います。しかし、『あさイチ』視聴者のメーンターゲットはアラフォー女性で、セックスレスや不妊治療など、NHKらしからぬ大胆なテーマを取り上げるところがウリ。それだけに同番組には、既婚者で子どもがいるタレントを押したいところ。しかし、ちょうどいい具合の国分太一、山口達也などは、他局で朝の番組をやっている。それもあって結局、事務所内では適任者が見つからなかったのではないか」(同)
そんなゴタゴタの一方で、後任の新コンビに寄せられる期待の声は大きい。有働アナの後任に起用された近江アナは、『ブラタモリ』に出演中だ。
「タモリとのユーモアあふれるやり取りで、お茶の間に親しまれている。『ブラタモリ』の前任者、桑子真帆アナは昨年から『ニュースウオッチ9』のメーンキャスターに抜擢され、暮れには紅白総合司会、今年は平昌五輪の開会式実況を務めるなど出世街道を突き進んでおり、近江アナも出世コースに乗ったと見られています」(テレビ誌記者)
一方の、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する博多華丸・大吉は、一貫して他人を攻撃しないネタを続けてきたことで、支持層は幅広い。
「混乱はあったが、結果よしのキャスティングになったのではないか。3人にかかるプレッシャーは相当なものでしょうが、安定感を考えれば合格点の人選だったと思います」(前出・NHK関係者)
しかし問題は、今後のNHKとジャニーズ事務所の関係だ。
「NHKがジャニーズに作った“借り”は大きい。しかも、それを『あさイチ』の後任で返すことはできなかった。今後、NHKが他の番組でジャニーズへの配慮を求められるのは必至。紅白や大河ドラマなどにも影響が出るかもしれません」(芸能関係者)
今後のNHKのジャニタレ起用には裏がある。