波乱万丈の生涯!映画「空海-KU-KAI-」に登場する阿倍仲麻呂ってどんな人?[前編] (2/2ページ)

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※たいがくと読む。中国などアジア諸国で設けられた官僚育成の公立学校

親友は大詩人李白。仲麻呂、ついには皇帝からも寵愛を受ける

李白

唐の宮廷に仕えることとなった仲麻呂を寵愛したのが、時の帝・玄宗(げんそう)です。楊貴妃にのめり込んで国政を混乱させたことで有名な皇帝ですが、外国人に対しても偏見を持たず、仲麻呂の人柄と才覚を高く評価した度量の大きさも兼ね備えていました。

そのため、仲麻呂は皇居に勤務する名高い文人達と交際することができ、その中には教科書でもおなじみの詩人・李白がいます。自分の才能を認めてくれる人々との仕事にやりがいを感じたのか、仲麻呂は天平5年(733年)に10回目の遣唐使が来ても帰ろうとしませんでした。

唐に残って栄達を極めようとする姿勢、特に朝衡(ちょうこう)と言う唐名までも名乗って仕官したため、仲麻呂は日本の仲間と疎遠になったと思われがちです。しかし、遣唐使が遭難して戻った時には彼らのために便宜を図るなど、祖国を忘れてはいませんでした。

このようにして大活躍を続ける阿倍仲麻呂ですが、彼の行く手には悲しい未来が待っていました。後編では、それをお話しましょう。

画像:Wikipediaより

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