偶然か必然か?街で偶然出会い、薬物中毒のホームレスを救ったのはかつての同級生だった(ケニア)
ケニアの首都・ナイロビで、薬物中毒のホームレスだった男性の身になんとも幸せなミラクルが起こったようだ。
パトリック・ヒンガさんはタバコとマリファナを吸ったとして学校を退学になって以来、何年も何年も薬物中毒に苦しんできた。
母親のナンシーさんは息子をなんとか更生させようと精神病院に入院させたが逃げ出してしまい、また入院させたが逃げ出してしまい・・・その繰り返しだった。
そんな彼のもとに運命としか思えない偶然の出会いが訪れるのである。
・回復の兆しがないまま時間だけが流れていく
悪いことに、入院中にもパトリックさんの薬物中毒はさらにひどくなっていった。「アテイン(Attain)」と呼ばれる処方薬を飲むとハイになれることを発見したのだ。
1錠数セント(1セントは約1円)で購入できる薬で、パトリックさんは盗んだ処方箋を薬局に持って行くこともあったそうだ。
パトリックさんに回復の兆しは見えず、ついに病院を抜け出してナイロビの街を徘徊するようになった。


・街角での出会いがホームレスの運命を変えた
ある日、パトリックさんがいつものように街をうろついていると、元クラスメートのワンジャ・ムウォラさんとばったり再会した。
この出会いが後のパトリックさんの人生を大きく変えることになる。


ワンジャさんはパトリックさんのこれまでの苦悩に耳を傾け、パトリックさんはワンジャさんと話すことで新たな一歩を踏み出すことを決意したのだ。
ワンジャさんはパトリックさんをリハビリセンターへと連れて行き、彼の治療をサポートしてくれる人をSNSで募った。
そんなこんなでワンジャさんやさまざまな人のサポート受けてパトリックさんは順調に回復し、見た目的にも中身的にもアッと驚くような大変身をとげたんだ。


・人生のどん底から回復して驚愕の大変身
ナンシーさんは当時のことを振り返り、
息子は入院するたびに「精神病患者のように扱われる」と不満をいっていた。彼は精神病を患っていたわけではなかったから。でも病院を出るとその辺りを全裸で歩いたり、ゴミを拾ったりしていたわと語る。
またパトリックさんは、
生まれ変わったような気持ちだよ。もう薬物中毒だったあのころには戻りたくないねと喜びの声をあげている。

現在、パトリックさんは自身の店「ヒンガの店」を経営しているそうだよ。
あの日あのときあの場所できみに会えなかったら・・・ってちょっと違うかもしれないけどこういう感じなのかもしれないね。
References:Nation / sdeなど / written by usagi / edited by parumo