千葉放火殺人 家出男女4人グループただれた関係 (2/2ページ)

週刊実話

昨年夏頃からは、ほとんど自宅に帰らなくなった。だから今度の事件も、身内の我々もほとんど何も聞かされていない」

 その金崎容疑者と仲内容疑者もアルバイト先で知り合い、行動を共にするようになったのは最近のことだったという。
 仲内容疑者を知る人物の話。
 「仲内は中学生時代から野球に打ち込み、甲子園を目指していた。夜中に毎晩、庭に出て素振りをするほどでしたよ。卒業後も茨城の私立高校へ進学して野球部に入って、寮生活をしていた。勉強は普通でしたが、部では主将まで務めていたんです。ただ、家の事情で大学への進学は諦めたと聞いている。どうやらそれからグレてしまったようで、中退してワル仲間とつるんで遊び歩くようになった。久々に見たときは、丸坊主だったのが金髪になって、すっかりヤンキーっぽくなってビックリした。一緒に捕まった(16歳の)女の子は、バイト先で引っかけたとかで連れ回していた子だと思います」

 今年2月に入ってからは、菅野容疑者がアルバイトをしたことがある印西市内の建設関係会社の社長から、逮捕された際に使用していた軽ワゴン車を借り、容疑者4人の共同生活が始まったという。
 「菅野容疑者は友人などに『ご飯を食べていない』『お金を貸してもらえないか』などと連絡をしており、かなりの金欠状態にあったと思われる。車を借りた建設会社を訪れ、借金を頼み込んだが、断られているとの情報もあります。さらに、事件発生の2週間前ぐらいからは、4人が海老原さん宅に頻繁に出入りするところを、近隣住民が目撃していたのです」(前出・記者)

 海老原さんに金をせびった上での犯行だったのか。しかし、4人は釈然としない供述を繰り返しているという。
 「菅野容疑者は、『(海老原さんに)金を貸してほしいと頼んだら断られたのでカッとして顔を殴った』、『金は殺されたって貸さないと言うので、じゃあ殺してやると殴ったら、動かなくなった』と話している。さらに誰がやったか分からないように火をつけたとしているが、あくまで『自分1人でやった』という。ただし、他の容疑者も自分が火をつけた、暴行を加えた、と供述しており、どうやら互いをかばい合っているようなのです」(前出・捜査関係者)

 海老原さんは前述の通り、足が不自由なために障害者年金を受給し、不足分は生活保護を受け補っていたという。
 「事件前、4人について海老原さんは『居場所がない人たちだから仕方がない』と、守るようなことを言っていた。それが、こんなことになるとは」(海老原さんの知人)

 好意が仇となった。

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