ジェンダー平等を推進しているグローバル・ヘルスの組織はまだ少数「国際女性の日」に発表された「グローバル・ヘルス50/50レポート」が指摘 (2/5ページ)
国によっては、この分野で働く女性の割合は75%に上ります。さらに、報告書は、このような組織・機関のトップの69%が男性であり、理事長や役員会会長職では80%が男性であるとしています。
今回の報告書は、この種のものとしては初めてのもので、グローバル・ヘルスの組織がジェンダーを健康の決定要素として、または、彼ら自身の組織内における平等を示すものとして、どの程度理解し、定義しているかを詳細に調査しています。
「グローバル・ヘルス50/50レポート」のプロジェクトを共同で実施したUCLセンターのホークス教授と国連エイズ合同計画のビュース博士は、この報告書について次のように述べています。
「このプロジェクトは、2つの問題に関する対話形式で始められました。1つは、男性がグローバル・ヘルスを支配しているということ。報告書はジェンダーの平等のためにどこに最大の支援が必要かを示すために、これまでに集められた最も総合的なデータを提供しています。」
「2つ目は、グローバル・ヘルスのシステムが解決はおろか、検討さえも長くしてこなかった、健康リスク、健康を求める行動、そして医療の提供と結果に、大きな影響を与えるジェンダーの差別の問題です。」
「グローバル・ヘルスのシステムは、女性だけでなく、男性、男の子、女の子、トランスジェンダー(性同一障害)の人々の健康を保証するための効果的な介入もできていないのが実情です。このメッセージは、大多数にとって理解しがたいように見えるかもしれませんが、その証拠は明確で、全ての人に健康を保証するためには、よく検討されなければならないことです。」
今回の調査は、対象となった140の組織・機関でのジェンダー平等に対するコミットメントの度合いを評価するために、次の7つの分野で調査しました。