10時間立ちっぱなしでもヘルシーに。ヘアスタイリストのブルーのバッグ #私たちのしごとバッグ (3/3ページ)

マイナビウーマン

3食ちゃんと食べて、活力をつけないとやっていけない仕事だと思っているので。お弁当生活はずっと続けていきたい」

なんという芯の強さ。ヘアスタイリストという職業への責任感が伝わってくる。

「自己管理は香りでもしています。集中したり、リフレッシュしたり、自分をコントロールするのに役立っていて。SHIGETAのオイルは仕事中に手につけて、指先を柔らかくしたり温めたり。お客様に触れる前に使っている。SHIGETAのヘッドスパをお店でやってるので、ほのかに香ってケンカしないものをセレクト。仕事帰りや飲み会というときには、collexの練り香水でやさしい香りを楽しんで、オンとオフを切り替えてる」

香りは仕事スイッチの役割。今はお客様に向き合うとき、今は自分が思いっきりリフレッシュするときっていう風に、五感に訴えて気分転換できるんだ。ほかに意識している仕事のコツはあるのだろうか。

「顧客管理は携帯でEvernote(エバーノート)を使用。お客様カルテとして、施術内容や特徴、好みのデザイン、お話の内容などを、一日終わったらまとめてひとりひとり記録しています。次に来店したときも、紙のカルテだと引っ張り出してきたり、かさばったりで大変だけど、データだとそれがない分時短になる。そのまま携帯でネットサーフィンしながら情報収集できるのもいい」

お客様思いの彼女の仕事を支えるのに、アプリが役立っているということ。丁寧な仕事をする彼女らしさが出ている。名刺管理や会議の情報整理などにも使えそう。

動きまわることも多い立ち仕事で、一日中お店に出る日は10時間ほど働くことも。香りでリフレッシュしながら、夜のお弁当作りも欠かさない。どうしてそこまで頑張れるのだろうか。やりがいについて聞いてみた。

「お客様ありきの仕事なので、それぞれの私生活も考えて寄り添った施術ができたとき、それを喜んでもらえるのがやりがい。1回だけ頑張るっていうよりは、毎回が真剣勝負。信頼関係をどんどん築き上げていく仕事だと思うので、『髪がきれいになった』ってまた来店してくれたときが最高に嬉しい」

淡々と、でも熱意を持って話す彼女から、強いパワーを感じる。「毎回が真剣勝負」。私ももっと、信念を持って仕事に向き合いたいと思った。

「今年30歳になるので、お客様に信頼してもらえるように、より自分を磨きたい。一番は健康でいること。やっぱり健康美が大事かな」

さわやかに言ってのける彼女はヘルシーな魅力にあふれていた。ただサプリメントを飲んだり、ジムに通ったりすることじゃない。自分のインナーに寄り添っておいしいものをちゃんと食べて、五感をフルに使ってリセットする。

ひと癖あると思ったブルーのバッグは、海のように健やかな彼女の秘密がたっぷり詰まっていた。

(取材・文:橋元理恵/マイナビウーマン編集部、写真:masaco)

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