【資格取得体験談】合格率10%の英検1級に合格する方法を伝授! 二次試験突破のカギとは【学生記者】 (2/2ページ)
私の場合は、格安のオンライン授業を使って対策しました。
そして何よりも大変なのが、知識や教養を深めることです。英検の二次試験は、政治、経済、歴史など意外にも重いテーマが出題されます。私の場合は、教育が専門だったので教育系のテーマがあったら迷わずそれを選んだのですが、結局当日は「民主主義」について発表することになりました。幸いQAで教育の話ができて、面接官も「Oh! That is new to me. Impressive!(おお、それは初耳だよ。印象的だ!)」といったことを言ってくれたので、少し安心しました。
英検1級があれば活動の範囲が広がるとともに、単調になりがちな英語学習のモチベーション向上につながります。特に二次試験はトピックも難しく、日本語でやっても大変なケースが多いです。単純に語学としての勉強を超えて、教養や思考力が身につくのは英検1級の大きな魅力です。
まとめ【二次試験合格に向けての五箇条】
1.テキストは使わない。
二次試験用のテキストはしっかりした内容や分量なので、短い期間で最後までやりきるのは不可能でしょう。
2.オンライン英会話を活用する。
一人での二次試験対策は無理なことも多いので、練習する手段を見つけましょう。
3.得意分野をつくる。
4.よく使う表現をつくる。
引用や名言もいざというときに使えるようにしておきたいですね。
5.情報のインプットを怠らない。
この記事を読んで下さった方は、少なからず英検1級に興味を持っているのではないでしょうか。私は今回ご紹介したことを意識的に行い、2回目の試験で無事合格ができました。特に1の「テキストを使わない」というのが重要だと思っています。二次試験用のテキストはたくさんありますが、英文がどれも完璧すぎて逆に自信をなくしてしまうかもしれないからです。自分なりの言葉で表現し、練習相手と何回も繰り返すほうが有効ですよ。ぜひ、がんばって英検1級の二次試験を突破してください!
文・里慶