いらなくなったソファで犬たちを幸せにできる。アメリカで注目を集めている「不要のソファを動物たちに寄付」プロジェクト
不要になった家具といえば、粗大ごみとして処分するか、まだ使えるものであればリサイクルショップなどに運ぶのが一般的だ。だが、最近アメリカでは、不要になったソファを動物のために再利用する運動が注目を集めている。
この運動は、ある動物保護施設がはじめたものだ。彼らは保護した犬がソファに愛着を持つのを知ったことをきっかけに、使わないソファを寄付してもらう活動を始めた。
ここにいる動物たちにも家庭にいるようなくつろぎを与えたい。そんな願いがこもった彼らの呼びかけが、同じ思いを抱く人々の間で広がりつつあるという。
Shelter Dogs Relax in Donated Armchairs to Keep Stress Levels Down
・不要となったソファの寄付を呼び掛ける動物保護施設
イリノイ州ゲイルズバーグにある動物保護施設、ノックス郡ヒューマニティ協会は、古いソファを動物用に再利用している。

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この施設には50匹の犬と50匹の猫が保護されているが、今まで集まったのは22脚。スタッフたちは彼ら全員が十分に使える数のソファを集めるつもりだ。
・ソファに愛着を持つ保護犬の行動がきっかけに
古いソファの寄付を募るようになったのはバスターという保護犬の行動がきっかけだった。
バスターは子犬の時にここに保護され、ある夫婦に一度引き取られた。だが彼らが離婚したために数年後、また施設に戻ってきた。
彼自身は特にそれを気にする様子もなく楽しそうにしていたが、問題が1つだけあった。彼は以前のように自分の小屋に入りたがらず、スタッフのソファを共有したがったのだ。

image credit:Knox County Humane Society
スタッフは愛らしいバスターの主張をみんなで受け入れようとしたが、彼が使いたがっていたのは小さなソファで、大きな彼ははみ出てしまう。
そこでスタッフはある会社が寄付してくれた赤くて大きな古いソファを彼に提供した。するとバスターは大喜び。すっかりソファを気に入ってくれた。

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きっと彼は前の家でフワフワなソファに座っていたのだろう。施設に戻っても昔のように冷たく硬い床ではくつろげず心地よいソファが恋しくなったのだ。
・ソファが保護動物たちに家族の温かさを伝えてくれる
その一件で一度役目を終えたソファが動物の宝物になると知ったスタッフは、他の動物のために古いソファを譲ってもらうようになり、次第にその効果を実感するようになった。

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動物たちは本当にソファが好きだった。しかもソファのおかげでストレスも減ったようで前より笑顔が増えたのだ。

image credit:Knox County Humane Society
・反響を呼び広まりつつある活動
さらに最近では、この呼びかけがSNSでも話題となり、たくさんの人が寄付を申し出るようになった。スタッフはこの話に関心をもつ人々がいるのをとてもうれしく思っている。

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そして今、他の保護施設にもこうした活動が広がりつつある。彼らも自分たちのところにいる動物に何かをしたいと思っているのだ。
引き取り手を待つ動物みんなが少しでも心地よく過ごせるような環境作りを目指し、ヒューマニティ協会は今後もソファの寄付を募っていく予定だ。
References:sunnyskyz / euronewsなど /written by D/ edited by parumo