私たちはこうして末期ガンから生還した!(1)手の施しようがないと宣告 (2/2ページ)

アサ芸プラス

ガンを克服した人たちが集まる講演会だった。さっそく神奈川県内の会場に駆けつけた佐々木さんは、「原因を取り除けばがんは治る!」という熱いメッセージに感銘を受けた。

 会ではガンになる3大原因を「ライフスタイルの乱れ」「食事の乱れ」「心の持ち方の乱れ」と訴えている。自身が実践していた方法とも重なる、ガンの原因と結果の図は、絶望から希望への羅針盤のように見え、ガンとの闘いにより向き合うようになった。

「22時には寝つく早寝早起きになりました。毎日1時間のウオーキングも、有酸素機能を高めるインターバルウオーキングに替えた。体を温める入浴法も取り入れ、俳句を作るようになって心に潤いも取り戻したんです」(佐々木さん)

 数カ月がたち、体調は非常によかった。ガン宣告から1年が経過し、佐々木さんは大学病院でMRI検査を受けた。結果、画像からガンが消滅。今年でガン宣告から11年目を迎えたが、いたって健康だ。今では「いのちの田圃の会」(045-960-3368)の代表として、悩むガン患者に手を差し伸べてもいる。

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