鬼才、サルバドール・ダリとダリの愛したガラ・エリュアールの白黒写真(1930年代から1960年代)
ユニークなヒゲが特徴のスペインの画家サルバドール・ダリ(1904-1989)は、日本でも多くの人に知られる個性的なアーティストだ。
ダリは一度見たら忘れられない、夢とも幻覚ともつかないような作品を手掛けるほか、エキセントリックな行動や言動で世間に衝撃をもたらす鬼才として世界的な人気を博した。
世紀の鬼才ダリと、彼のミューズだった妻、ガラ・エリュアールのツーショット写真が公開されていた。
写真は1930年代から1960年代のもので、ダリとガラが恋に落ち、結婚し、永遠の愛を誓いあい、仲睦まじく暮らしている時のものだ。当時ダリは30歳~60歳くらいだった。
・ダリの女神だったガラ
サルバドール・ダリにとってガラはかけがえのない女神のような存在だった。彼女はダリの作品に登場するすべての女性の源になっていた。
ロシア生まれで本名のエレナ・イヴァノヴナ・ディアコノワとも呼ばれたガラは、ミステリアスで物議をかもす人物であると同時に、ダリの素晴らしい友人で献身的な助手でもあった。

image credit:vintag

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・夢で会った女性が現実に
アーティストとして活動していたダリは25歳のときに人妻だったガラ(1894年8月26日生まれ)と出会った。それはまるで落雷に遭ったような衝撃だったという。
当時のガラは36歳。ダリより約11歳年上(ダリは5月生まれ、ガラは8月生まれなので時期によっては10歳上)だ。
年上の彼女だが、ダリの夢の中によく現れていた見知らぬロシアの少女とそっくりだったという。しかも彼女はダリが理想とするエレガントな女性そのものだった。ガラは彼のすべてになった。
1934年、二人はついに結婚する。この時ダリは30歳。
ガラはダリのアーティストとしての才能に直感で気づいていた。そして彼を有名な画家にすることを人生の目標にした。

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・インスピレーションをもたらした結婚
結婚後、ダリは夫婦が1つであり同じ人物であるかのように「ガラ- サルバドール・ダリ」というサインを使い始めた。
結婚はダリに新たなインスピレーションをもたらし、ガラは見事なマネジメント能力でダリを支えた。
のちにガラはアート界で最も有名なモデルになり、そのプロポーションはミロのヴィーナスに匹敵すると言われたほどだった。

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・2人の晩年とガラの死
その後、彼らの関係は次第に色あせていったが、87歳でガラ亡くなると、ダリは生きる気力を失ってうつなども患い、その7年後に心不全でこの世を去った。
晩年は寂しい時を過ごしたダリだが、彼は生前ガラについてこのような言葉を残している。
「私は彼女を愛している。両親やピカソ、お金よりも彼女を愛している」References:vintag / wikipediaなど /written by D/ edited by parumo
- サルバドール・ダリ