「光を物質に変える」理論上の可能性に挑む研究者たち(英研究) (2/3ページ)

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 「これはアインシュタインの有名な公式E=mc2の純粋なデモンストレーションです」と物理学者スティーブ・ローズ教授は説明する。

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image credit:Imperial College London

 「公式は物質がエネルギーに変えられる時に生じるエネルギーの量を述べています。私たちの実験は同じことを逆向きにやります。光子エネルギーを物質に変えるのです。つまりm=E/c2です」

 この実験設備は光子光子衝突型加速器と呼ぶ。2つの超高出力レーザーを利用するもので、1つは可視光を作る光子のエネルギーの1000倍、もう1つは100万倍のエネルギーを持つ。

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image credit:Imperial College London

 レーザーは光子を作るために使用され、これらを互いに衝突させる。

 まずターゲットチャンバー内で電子が金板に放たれ、高エネルギーの光子ビームが作られる。次に、2つ目の高エネルギーレーザーが「ホーラム」という小さな金の筒に放たれ、熱放射場が作られる。

 ここに光子ビームを通過するように向けると、2つの発生源で生じた光子が衝突する。上手くいけば、この衝突で電荷を帯びた陽電子を検出できるはずだ。
 
 しかしデータの確認は、陽電子が別の背景プロセスで生じていないという確証を得るために、きわめて慎重に行わねばならない。そして成功すれば、ただ驚きなだけでなく、宇宙の理解も進めてくれることだろう。
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