銃乱射事件を受けて透明なリュックを導入した高校。プライバシーの侵害だと生徒から不満の声(アメリカ)
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アメリカ・フロリダ州の高校で、退学処分となった元生徒が校内に侵入してAR-15ライフルを乱射する事件は全米に様々な余波をもたらした。
事件後、生徒たちはこれを繰り返さないようにと銃規制推進運動「Never Again(二度と繰り返さない)」が活発化。3月24日にアメリカ各地で開催された大規模な抗議デモ「March for Our Lives(命のための行進)」を先導し、銃規制の必要性を訴えた。
ところが、ある学校がとった予防措置がどうなのこれ?と話題になっている。
新しいセキュリティ対策として導入されたのは、学校指定のビニール製の透明なリュック(バックパック)を使用し、持ち物をすべて赤裸々にすことだったのだ。
・透明なバックパックが生徒の安全を守る鍵!?
透明なバックパックは中身が丸見えである。つまり、もし銃を携行していた場合、すぐに発見できるじゃん?安全じゃん?という狙いがあるようだ。

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しかし生徒たちからすればたまったもんじゃあない。安全性を高めるための施策だというのは理解できるが、それよりもプライバシーと個性を奪われたと感じる生徒が多いみたいなんだ。
丸見えすぎる透明なバックパックについて生徒たちはツイッターで次のようにコメントしている。
ツイッターに投稿された生徒たちの反応:
@lauren_hoggs:
私の新しいバックパックはNRA(全米ライフル協会)が抱えている今後の課題と同じくらい透明性があるわ。今、とっても安全だと感じているの。
@xo_karmin_ox:
(バックパックに約110円の値札を付けて) このバックパックはたぶん私の命より価値があるってことなのね。
@SzZeif:
明後日の方向に進んでいる気がするんだけど。
@delaneytarr:
残りの学校生活がスタートしたわ。古き良きプライバシーの侵害ととともにね。
@JalenLMartin:
これが新しい標準ってやつか。
@Sarah_Realbrows:
銃を持ってないとか、もうそういう嘘はつけないんだ。

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・警備強化や金属探知機の設置などの対策も
透明なバックパックのほか、こちらの高校では新しい学生証を配布したり、警備を強化したり、校内へ入る際のチェックを厳しくしたりなどの対策も行なっているという。
また将来的に、校門付近に金属探知機を設置することも検討されているという。
ビニール製のバックパックって、教科書とか重いしすぐに破れちゃいそうだけど・・・安全と引き換えにするところってそこでいいんだろうか。
A MSD student walks out with his new clear backpack provided by the school. #MSDStrong #clearbackpacks @WPTV @AmyLipman pic.twitter.com/BCazsfNDNS
— Kaan PALA (@kaanpala) 2018年4月2日
References:Mashable /CNNなど / written by usagi / edited by parumo