野村克也×江本孟紀「2018プロ野球開幕“ど真ん中大放談”」(5)性格が悪いのは「不治の病」 (2/2ページ)
江本 いやいやいや、大丈夫ですよ。悪かったら寝込んでますから。パーティーには監督も来ていただいて。大変な時期やったと思うんですが。
野村 こっそり入院してたらしいね。全然知らなかったよ。
江本 こっそりというか‥‥(苦笑)。人に言うもんでもないんで。
野村 ああ、そりゃそうだ。
江本 見舞いに来てもらえば治るもんでもないですから。まあ、60歳超えれば二人に一人はガンでしょう? 患ったからって何にも不思議なことはないですよ。
野村 胃ガンになるのは、何か原因があるの?
江本 食いすぎですわ。
野村 お前、そんなに食ったっけ?
江本 僕はめちゃくちゃグルメですから(笑)。たぶん、ここまで食わなきゃ、家が一軒くらい建ってたんと違いますかね。
野村 そんなだったか。
江本 酒は飲まないし、たばこも吸わないでしょ。もう、食うしかないじゃないですか。だから食い意地が張ってるんです。
野村 そりゃいい趣味だ。
江本 手術をしたのが去年の6月ですし、もうすっかり回復してます。明日から仕事でアメリカに行けるぐらい元気ですから。
野村 そりゃ何よりだ。性格が悪いのは、そう簡単には治らないだろうけどね。
江本 それはもう、お互いに不治の病ですよ(笑)。
野村克也(のむら・かつや) プロ野球史上初の捕手三冠王にして、安打、打点、本塁打、出場試合数のいずれも歴代2位の記録を持つ。南海、ヤクルト、阪神、楽天の監督を歴任し、球界随一の知将として輝かしい成績を残した。
江本孟紀(えもと・たけのり) 70年に東映フライヤーズに入団。翌年、南海に移籍すると野村監督に才能を見いだされ活躍。プロ通算113勝で81年に引退する。92年から参議院議員を2期12年務め、現在は独立リーグ・高知ファイティングドッグス総監督。