天才テリー伊藤対談「小林克也」(3)コントの時に自分の地声は封印した (2/2ページ)

アサ芸プラス

『あいつ、どんなヤツだろう?』と想像させるのがいいんだ」と言っていたんですね。

テリー なるほど。

小林 だから「スネークマンショー」でコントをやる時は、僕らはそれぞれ、それ用のキャラクターを作ったんです。なので、小林克也の地声は一度も使わなかったんです。しかも当時は伊武のことも誰も知らなかったから、「何なんだ、あれは?」みたいな世界ができた。やっぱり、それがよかったんだと思いますね。

テリー かかる曲もカッコよかったですよ。

小林 ああ、それはうれしいですね。「スネークマンショー」でもう一つやりたかったのが、日本にあまりない音楽を紹介することだったんですよ。例えばジェームス・ブラウンやプリンスみたいな音楽、ヒップホップって、実は日本にないんですね。例えばフォークミュージックなんかは、日本に来るとニューミュージックに変化するんですよ。

テリー ああ、“和風”になっちゃうんだ。中国から来たラーメンが、日本人に合った別の似たものになっちゃうみたいな。

小林 そうそう。ラップなんかも、例えばケツメイシの「さくら」みたいに、ちょっと詩情を描くというか、日本独特のものになる。それが悪いっていうんじゃなくてね。

テリー いちいち面倒な感じなんですかね。

小林 いや、個性的でそれもアリだと思います。今でいうと、日本のアニメの音楽なんかは、海外の音楽の影響を受けずに独自の進化を遂げていますからね。それも一つの流れなんでしょうね。

「天才テリー伊藤対談「小林克也」(3)コントの時に自分の地声は封印した」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 4/12号小林克也スネークマンショーDJテリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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