臨死体験者が見た死後の世界。「地獄に行く途中だった」と語る女性、今もその恐怖の中に生きている。

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臨死体験者が見た死後の世界。「地獄に行く途中だった」と語る女性、今もその恐怖の中に生きている。
臨死体験者が見た死後の世界。「地獄に行く途中だった」と語る女性、今もその恐怖の中に生きている。


 これまでの研究によると、危篤状態に陥り、奇跡的に目覚めた人の40%は何らかの臨死体験をしているという。臨死体験をした人にはいくつかの共通なビジョンがあるが、そこに至るまでのストーリーは様々だ。

 さまざまな人々の臨死体験の話を集めて公開している「NDERF」に、オードラという女性の体験談が掲載された。

 オードラは、脳全体に影響を及ぼす重篤な発作で意識を失った後、奇跡的に生還した。昏睡状態に陥っている間、彼女が見たものは「永遠に責め苦を受けることになる地獄へ向かっている自分の姿」だったそうだ。

 オードラの体験談はこうだ。
突然、自分の体の幅より少し広いくらいの穴に落ちたの。落下しながら、何かにつかまろうと、穴の内側の壁を必死で引っ掻きまくっていた。

そこはタールのようなにおいがして、指にごつごつしたものが当たるのを感じた。下にも上にもなにも見えなかったけど、石のような埃っぽいものが、いたるところに飛んでいた。特にわたしの顔の上に。

息ができなくて、わたしは叫び声をあげ始めた。"助けて。息ができない!" でも、叫べば叫ぶほど、加速度を増して落ちていくの
 
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 今でもその時の体験が忘れられないというオードラ。周りの人はただの錯覚にすぎないと納得させようとしたが、彼女は自分のタイムリミットが本当にきたら、またあのトンネルを落ちて地獄へ向かうことになるという恐怖におののいて今も生活している。

あの体験が現実に起こったものであることは疑いの余地はないわ。あれはわたしの希望的観測なんかじゃない。こんな体験はとても認めたくないし、何よりわたし自身それを信じたくなかったもの。

わたしはこの地上での自分のいる場所にふさわしい人間になれるよう、死後の世界に自分の居場所を得られるよう、できることをすべてしつつも、この恐怖に基づいた状態にとらわれて生き続けるでしょうね。

たとえ善行を行うときでも、それが相手のためなのか、あるいは自分のためか?という具合に、自分の誠実さと意図を詳しく吟味しているし、前よりももっといい人間だとはっきり言えることが今は嬉しい。でも、あんな体験をしてしまったら、それほど幸せとは言えないわ


・臨死体験は存在するがそれは死後の世界ではない?

 こうした体験はごく普通の現象で、必ずしも天国や地獄や死後の世界の証拠ではないと言う研究者もいる。

 ニューヨーク大学メディカルセンターの救命救急診療と蘇生研究のドクター・サム・パーニアは言う。

 「明るく、暖かく、心地よい光に引きつけられるような感覚だとよく表現されます。まるで亡くなった親戚が迎えにきてくれたようだとか、磁石に引きつけられるように離れがたく、あまりに心地よくて、戻りたくなかったと言う人も多い。多くの人たちが、自分自身の肉体と分離して、医師や看護師が自分に対して救命治療をしている様子を見つめているというようなことを言います」

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 パーニアは、こうした現象について科学的に説明することはできると言う。

 彼らの体験は、死後の世界が存在する証拠にはならず、生き延びるための手段として脳自身がそう
したことをスキャンしていた可能性はあるという。

臨死体験は本当にある?人は死後も意識があることを示すサイン : カラパイア

 現代の科学技術のおかげで、死は哲学や宗教の領域に限定されることではなく、科学を通して探究することができるようになった。

 臨死体験をした人たちは、自分のまわりで起こっていることの音が聞こえ、すべての会話を記憶に留められるのだ。

References:NDERF / express/ written by konohazuku / edited by parumo
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