閻魔大王の顔が赤いのは何故?怒ってる…だけではなく実は自分も苦しめられているから (2/3ページ)

Japaaan

地蔵菩薩と閻魔

出典:大磯地蔵咄 国立国会図書館

一日三回の責め苦

地獄の裁判官として知られる閻魔大王。真っ赤な顔をして目を見開き、恐ろしい形相をしていますよね。顔が赤いのは、ただ単に怒っているから…と思われがちですが、実は他にも深い理由がありました。

閻魔大王は、亡者の魂を裁き、生前犯した罪の重さに対してどの地獄に送るかを決めていますが、実はその亡者を裁くという罪を背負うため、彼自身も罰せられているのです!

その罪たるや他の亡者の責め苦よりも辛い仕打ち!なんと一日に三度も熱せられてドロドロに溶けた銅を、飲まされるというのです。

まず大銅钁(だいどうかく)という、鍬(クワ)のようなものが忽然と現れます。するとそれまで従っていた獄卒らが大王を捕らえ、熱く焼けた鉄の鉤で大王の口をこじ開けます。
煮え湯ならぬ煮え銅を飲まされた大王の喉や腸は焼けただれ、その痛みに苦しみ抜くといいます。

罪を犯した人間が少なければ地獄に落とすこともなく、自分も苦しまなくてすむのですが、罪を犯した亡者は後を絶ちません。

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