オリックスがオリ姫&オリ達ユニを発表。過去にはチェック柄採用で賛否両論も… (2/2ページ)
球団は「女性ファンばかり…」という声もしっかりと受け止めて、夏には“Bsオリ達”ブランドをシャレで立ち上げたところ、こちらも好評だった。翌年からはユニフォームもオリ姫、オリ達としっかり分けて制作。日程も増やした。
2016年に採用したチェック柄は、発表と同時に賛否両論が起こったが、米メディアでも紹介されるなど、大きな反響を呼んだ。ちなみに選手からは好評で、選手の知り合いから「ユニフォームがほしい」という依頼が殺到したという。グッズも爆発的にヒット。ユニフォームを現在でも着用しているファンが多い。後藤駿太外野手は当時「これぐらいやればスタンドからも分かりやすいと思うし、外野で守っているときにスタンドが青とかピンクに染まっているのを見て、たくさんファンがいるんだな。気持ちいいなと思った」と話していた。
しかし、2017年は日程が縮小され、ユニフォームもトーンダウンした。「大阪の球団らしくボディーに豹柄の『Bs OSAKA'N NAVY』をあしらい、シンプルながらも個性を主張するデザイン」との狙いで豹柄をあしらったのだが、ベースがネイビーに近いブルーだったこともあり、遠目からは分かりづらいユニフォームではあった。選手からも「スタンドから違いが分かりますかね?」という声が出ていた。
今年は「勇敢に、そして縦横無尽にフィールドを駆け抜ける選手たちの姿、後押しするファンの皆さんの声援、チームが一体となるつながりや結束を幾何学的なアクションラインパターンで表現。シンプルながらも鮮やかで力強いデザイン」にした。たくさんのパターンのラインがユニフォームを彩っていて、近くで見るとカッコイイのだが、スタンドからは分かりづらいかもしれない。
「選手にカッコ悪いユニフォームは着させられない」
担当者のユニフォームに対する思いは強い。それは昨年デサントと契約した際、「ロゴの刺繍だけは譲れません」と昇華プリントを拒んだことからも明らか。毎年発表される「オリ達&オリ姫ユニ」や「夏の陣ユニ」は選手に対する思いを最優先にしてデザインを決めているのだ。
チェック柄や、夏の陣で採用された地球柄、宇宙柄と、オリックスのユニークなユニフォームは行きつくところまで行った感もあるが「次はどんなユニフォームを作ってくれるのか楽しみ」と毎年ユニフォームに期待している選手も多い。再び斬新かつカッコいいデザインを追求して、私たちや選手を驚かせてもらいたい。
取材・文 / どら増田
写真提供 / (C)オリックス・バファローズ