天守にエレベーターは設置されている? 100名城の状況を調べてみた (4/4ページ)

Jタウンネット

大阪城はむしろ近代建築と割り切って見ると興味深い(中岑 范姜さん撮影, Flickrより)

大阪城

ただし、今後の補修などに合わせて設置を検討している城もいくつかあり、現在修復中の熊本城はエレベーターが設置予定。天守内にエレベーターはないものの、城郭内の車いす移動を補助する体制を用意している城などもある。

ちなみに今回の名古屋城のように木造再建された白河小峰城(1991年、福島)、新発田城(2004年、新潟)、掛川城(1994年、静岡)、大洲城(2004年、愛媛)の4城はいずれもエレベーター非設置となっている(そもそも人が立ち入ることを前提としていない天守もあるようだが)。

100名城以外ではエレベーターや昇降機を設けている例はもう少し多いのだが、すべての城を網羅するのが難しく、今回は列記はしない。

別にエレベーター有無の是非を問おうというわけではないが、今後高齢の登城者なども増加することを考えると、天守といえどバリアフリー対応をすすめるべきとの声は当然だろう。一方で、歴史的な空気感や雰囲気重視という意味で、エレベーターは設置しないでほしい、という気持ちも理解はできる。これからの城のあり方を考える時代になっているのかもしれない。

「天守にエレベーターは設置されている? 100名城の状況を調べてみた」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る