出典：食べログ

まもなく訪れる夏の到来を待たずして、食に対する気持ちの熱さがグングンと上昇し続ける「さすらいの旅人」氏が、今回から3回に渡って北関東・群馬県の特集を公開☆

「群馬県のグルメ…？」と、あまりピンと来ない方もいるかもしれませんが、群馬県は定食屋・ラーメン屋へ行くと、決まって「モツ煮」があるなど、他の都道府県とはひと味違ったグルメが盛りだくさん！

県民はもちろんのこと、県外からもその食を求めて訪れてくるような、そんな愛される絶品グルメをこれから紹介いきますね♪

「さすらいの旅人」氏がおすすめする、群馬県民熱愛グルメ☆
①永井食堂

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JR上越線・敷島駅から徒歩50分（笑）…と、車以外の手段は基本的に考えづらいところにある「永井食堂」は、その立地ながら軒先には行列が絶えない超の付く人気店。

冒頭でも触れたように、群馬県では様々なお店で「モツ煮」を提供しており、その大将格とも言えるのがこちらのお店。

行列のお目当てのほとんどが「もつ煮定食」（590円）で、「さすらいの旅人」氏が行った時は、朝の8時半でも行列の先頭ではなかったほどの人気（開店は9時）。

「もつ煮定食」の他に、「もつ煮定食（もつ大）」（770円）があり、ご飯は両方とも普通でも山盛りで、普通サイズでも約440g（山、と呼ばれています）あるため、女性の方や少なめを希望される方は、「平（たいら）」と呼ばれる半ライス約350gを注文するのがおすすめ☆
※ライス少な目なら30円引き

お味の紹介の前に、永井食堂の掟＝注意点を一つ。

店内はカウンター席のみの23席で、その間隔が狭いため、定食のお盆が横ではなく縦に配膳されますが、縦に配膳されたからといって、普通の横に配膳し直すのはご法度です。


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さて、モツ煮の具材はというと、群馬県特産のコンニャクと下茹でしたモツの2種類のみで、豚の小腸は脂身が少ないものを使用しているのが特徴的。

全く臭みがなく、柔らかくて美味しいのはもちろんのこと、濃厚でコクがあるため、ご飯が1/3くらいになったら、そのままぶっかけて「モツ煮丼」として食べるのもイケます！


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お店には、「1キロ1070円」で、袋入りのお持ち帰り用のモツ煮もあり、食事を済ませてからお持ち帰りを購入する方もちらほら。

行列はできても、提供スピードが速いため、ストレスなく美味しいモツ煮にありつける…群馬県の代表的なグルメを味わうなら、まずこのお店は外せないでしょう☆


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◆永井食堂
・場所：群馬県渋川市上白井4477-1
・電話番号：0279-53-2338
・営業時間：平日／9：00～18：00
　　　　　　　土／9：00～15：00
※上記はお食事の時間、売店は9：00～18：00まで営業（日曜・祭日も売店は営業）
※定休日：日曜・祭日

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、群馬県民熱愛グルメ☆
②登利平 本店

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群馬県の高崎駅と栃木県の小山駅を結ぶ、両毛線・前橋駅の南口から徒歩15分と、上記した店舗と比較すれば、まだ歩ける距離に位置する「登利平 本店」は、群馬県内に28店舗を展開する、群馬屈指のお弁当メガチェーン店。

約200万人の群馬県民の誰もが知る、こちらのお店の代名詞ともなっているのが、「上州御用 鳥めし弁当」で、お祭りや運動会などの際に県民が次々と大量買いして、行事の合間に慣れた手つきでご飯を鶏肉でクルリと巻き、幸せな顔で食べる光景は群馬の風物詩にもなっているほどです。


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こちらのお店では、お弁当のほかに店内でも食べる事ができ、さすらいの旅人氏は「上州御用 鳥めし 松重（味噌汁付き）」（900円）を注文。
※竹重は800円（竹はムネ肉のみ、松はムネ肉とモモ肉のミックス）

黒光りする高級感のあるお重で登場する鳥めし重は、ご飯が全く見えないくらいムネ肉とモモ肉が敷き詰められ、グリーンピースが彩りに添えられ、仕切りを挟んで色鮮やかなさくら漬・つぼ漬という盤石の布陣。

先ずはムネ肉から一口食べると、甘辛いタレがムネ肉に染み込み激ウマ!!

この登利平の生命線とも言える、醤油ベースの甘辛ダレは、社員が約650人いる中でも、レシピを知るのは社長と製造部長のみという、まさに秘伝中の秘伝の特製ダレなのです。

言わずもがなモモ肉もジューシーで美味しく、美味しさの無限ループ…とはいかずアッという間に完食。


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店名の由来は、「お客様の利益・社員の利益・会社の利益」、この3つの利益が平等に登っていく…そんな意味で登利平と命名したとのこと。

味のみならず、そんな心意気も群馬県民に愛されるソウルフードを、ぜひご賞味
くださいね♪


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◆登利平 本店
・場所：群馬県前橋市六供町1-18-6
・電話番号：027-223-5454
・営業時間：11：00～22：00（テイクアウトは10：00から）
※定休日：無休

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、群馬県民熱愛グルメ☆
③志多美屋本店

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JR両毛線・桐生駅から徒歩15分弱で、三峯神社の東側にある「志多美屋本店」は、1926年創業の老舗食堂。

こちらは、桐生市ご当地グルメのソースかつ丼発祥のお店として有名で、地元出身のプロゴルファー・中島常幸さんも常連とのこと。

メニューは、歴史と人気を感じさせる大定番「ソースかつ丼（4個入り）」（900円）のほか、丼物・レディースセット・別盛りの4つに大分されます。


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丼物は玉子とじのカツ丼と親子丼で、レディースセットはカツ丼のサイズが小さくなりデザート付きで、別盛りはその名の通り、ご飯とカツが別々になった定食です。
※いずれも、味噌汁・サラダ・お新香付き

前述した大定番を注文すると、ほどなくしてサクサクした食感が魅力のカツ丼が到着。

ご飯・カツ・ソースと、至ってシンプルなカツ丼を一口食べると、驚くほどサッパリしており、ソースが揚げ物を実に上手に中和しています。


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他の地域のソースカツ丼は、カツ丼とご飯にキャベツの入ったものもありますが、ご飯・カツ・ソースと、全くごまかしの効かない構成に、お店の強い自信が感じられます。

休日など、多い日にはなんと300杯以上もの売り上げを誇る、元祖ソースかつ丼。

群馬県にはソースかつ丼の他にも、タレカツ丼や玉子とじのカツ丼など、様々な種類が存在しますので、これらを食べ歩くのも一興ですね♪


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◆志多美屋本店
・場所：群馬県桐生市浜松町1-1-1
・電話番号：0277-44-4693
・営業時間：ランチ／11：00～14：00
　　　　　ディナー／17：00～20：00
※定休日：木曜・第3金曜

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、群馬県民熱愛グルメ☆
④龍苑

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JR両毛線・桐生駅の南口から徒歩10分程度のところにある「龍苑」は、「チャプスイ」という一風変わったメニューを提供している中華料理店。

「チャプスイ」とは、アメリカ式の中華料理という位置付けで西洋人向けに作られ、五目焼きそばなどと同じ分類に入る一品。

店内は、カウンター席とテーブル席のある、昔ながらの中華料理店…いや、食堂という言葉が合うレトロな感じの雰囲気です。


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注目の「チャプスイ」（880円）ですが、丸く大きなお皿へ、カレーライスのようにセパレートして、山盛りご飯と餡掛けの酢豚のような色をした、謎の中華丼の具材のようなものが並々と盛り付けられています。

謎メニューのお味はというと、中華丼より甘辛く、トロみも少なくサッパリした感じで、甘みと辛みのバランスも良く、しっかりとしたコクも感じられます♪

「チャプスイ」の作り方は…

まず、豚バラ肉・キャベツ・モヤシ・人参・椎茸をラードで炒め、途中でニラを入れ、20キロの鶏ガラと、リンゴ・タマネギなどの香味野菜から摂る琥珀色のスープを加えます。
※基本となる鶏ガラスープは、創業以来変わらず守り続けられてきた、店主渾身のオリジナルスープ！

そして、塩・醤油・砂糖・酒などで味付けしたら、片栗粉でトロミをつけ、最後にウスターソースを加えたら完成！

中華料理にウスターソースを入れる事も驚きですが、普通の中華丼にはとても合いそうにないタバスコが、ソースの酸味とマッチし、良い辛さを演出するのも感動的です☆


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実は、龍苑の店主は、元社会人のボクシングチャンピオンで、試行錯誤の結果、このオリジナルのチャプスイが誕生したという、チャレンジングスピリッツが生んだ賜物。

聞きなれないメニューですが、その味は「さすらいの旅人」氏お墨付きですので、群馬県にお越しの際は、ぜひお試しあれ！


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◆龍苑
・場所：群馬県桐生市稲荷町3-9
・電話番号：0277-45-2069
・営業時間：ランチ／11：15～13：15
　　　　　ディナー／17：00～19：15
※定休日：木曜

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実は大定番の「モツ煮」から、聞き馴染みのない「チャプスイ」まで、群馬県にはこんなにも幅広いグルメがある事を、知らなかった方も意外と多いのでは？

次回も引き続き、そんな秘めたる群馬県のグルメを紹介しますので、乞うご期待☆


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