ナイフを持って警察署に侵入した男に対し、暴力ではなくハグで解決した警官(タイ)
タイのとある警察署に、ナイフを持った男が押し入った。普通ならその場にいる警官はこの男を取り押さえようと身構えるだろう。アメリカ辺りだったらその場で射殺されてもおかしくないかもしれない。
だが、その場に居合わせた警官、アニルト・マリー氏の対応は全く違うものだった。
マリー氏は穏やかにナイフの男に話しかけ、大きくハグしたのだ。
・ナイフを持って襲撃してきた男をハグした警官
昨年(2017年)の夏のこと。バンコクのフワイクワーン警察署に、大きなナイフを持った男が現れた。
しかし、警官のマリー氏はこの男を撃つでも取り押さえるでもなく、ナイフを渡すように説得したのである。

説得に応じた男はおとなしくナイフを渡した。するとマリー氏はそのナイフを投げ捨て、男に大きなハグを返したのである。

45歳になるこの男は、ずっとミュージシャンとして活動していた。しかし、この3日間は警備の仕事に就いたものの、賃金を受け取っていなかったのだそうだ。
そのような状況に加えて、愛用のギターが盗まれ、ストレスが極限に達したのであった。
マリー氏は自分のギターをこの男にプレゼントしようといい、一緒に食事に行こうと提案した。最終的に、男は病院に行ってストレスチェックを受けることになったのである。罰金等は課されていない。
・海外の反応
この件に関しての海外の反応は以下のようなものだ。
Potatocrips423:
これが素晴らしいことだってのに異議を唱えるつもりは全くないんだけど、でも、このおまわりさんはとても筋骨隆々としてるよね。画面に映る他の人も小さく見えるもの。恐ろしいくらいだよ。
djob13:
おそらく、この男は警官を使って自殺しようとしたんじゃないかなあ。死のうとして警察署に入っていって死ななかった、って、どんな気分だろ。
追記:これ書いたときは外国の話だなんて思いもしなかったよ。
thiccdiccman1:
間違いなく自殺しようとしているね。誰かが警官を使って自殺しようとしてる時には、警官はなだめるように義務付けられているんだよ。それでも、気持ちのいい、美しい話だけどね。
alflup:
↑ ハグする時に、他の警官が来るまで、男の手がどこにも届かないようにしているね。
YungestFrankie:
正直言って、レディットの投稿を見て実際に涙が出たのは初めてだ。人生のコントロールが効かなくなったみたいで、孤独を感じてたんだ。
襲撃者の気持ちが分かるよ。しょっちゅう同じ立場に立たされたもの。間違いを犯すのは簡単だけど、すぐにしっぺ返しを食らう。後から悔やむのは簡単なのさ。
uncontroversial_user:
↑ 気分がマシになってるといいんだけど。気持ち分かるよ。自分も取り返しのつかないことをしちゃったし、思い出して怯えたりする。だけど、あなたは悪い人じゃないよ、OK?自分を許すことを学ぶ必要があるだけ。一度に一日ずつ。
Imprettysaxy:
自分はゴールデン・ルールによって育てられたし、みんなそうやって育てられるべきだと思う。
sheep_skins:
↑ ゴールデン・ルールって何?
EngineeringPeace:
↑ ゴールデン・ルール:自分がしてほしいように、他の人に対してしなさい。
プラチナ・ルール:その人たちがしてほしいように、他の人に対してしなさい。
uwjames:
警官たちは、男から武器を取り上げることができた。逮捕することも、有罪判決を下して投獄することもできた。でもそれが社会にとってなんの役に立つ?このおまわりさんには、もっと大きな展望があるんだよ。
Desperate man entered bangkok police station
References: Wereblog.com / Daily Mail / Reddit など / written by K.Y.K. / edited by parumo