「中国銀行」といえば、岡山の中銀? それともBank of China? (2/2ページ)
偶然目にしてよく確認せずにフラッと立ち寄ったのでもない限り、間違えることはなさそうだ。

BoCのロゴは「中國銀行」という点も中銀とは異なる(画像は東京支店の中国銀行ビルディング, 2018年5月撮影)
ただし、両行の神戸支店は同じ区内に位置し、他の支店に比べるとかなり近い。中銀は元町駅近く、BoCは三宮駅近くで1キロも離れていないのだ。さらに、中銀は神戸の中華街である南京町のすぐそばでもあり、うっかり間違えてしまう可能性が高いようにも思える。Jタウンネットは中銀に取材を試みたのだが、そうした事例を詳しく把握していないとのことで、詳細はわからなかった。
念のため、中国語ユーザーの意見も聞こうと日本在住経験のある30代の台湾人男性にも確認してみたが、「普通間違えないのでは」と冷静な答えが返ってきた。
「確かに文字の上では同じですが、お店をよく見ればロゴは違うし、中銀はわざわざ岡山とあるじゃないですか。Googleマップなどで調べてみると、どちらも『中国銀行』と出てちょっとわかりにくかったので、本当に何の情報も知らない人が間違えて銀行の前まで来てしまうことはあるかもしれないけれど、そもそも中国人観光客が日本でBoCに行くことはほとんどないと思いますよ」もっともな話だ。中国語で説明する際に両者を区別するのが面倒になるのではないか、とも考えたが、
「その状況もレアな気もしますが、BoCの中国銀行を北京語読みにするか『中行』と呼び、中銀は『chugokuginko』と日本語読みにしたりすればいいんじゃないでしょうか」とのこと。ちなみに中銀は海外拠点として上海事務所を有しているが、こちらはサイト上の説明によると、現地名称は「日本CHUGOKU銀行」のようだ。
今回明らかになったのは、中銀とBoCをうっかり間違えてしまう可能性は極めて低そうということだが、こうなると是非とも間違えてしまった人を探し出したくなる。読者の方々、あるいは身の回りに、「中銀に行こうと思ったらBoC入っちゃって」なんて話はないだろうか。