天才テリー伊藤対談「山中慎介」(1)引退試合直後からスッキリしてます (2/2ページ)

アサ芸プラス

もしかしたら世界チャンピオンが増えた分、一般の方にはわかりづらい状況になっているかもしれないですね。

テリー 最後の試合の時ですけど、(ルイス・)ネリ選手が試合前、体重オーバーで王座を剥奪されましたよね。

山中 ええ。しかも、再計量の時に1キロも落としてきたんですよ。普通、再計量でそこまで落ちることなんてまずないんですから。

テリー 実にふざけてますよね。そういう時って、試合を拒否することはできないんですか?

山中 もちろんできますけど、僕もあの試合のために半年間頑張ってきたわけです。それだけに、3ポンドオーバーという計量結果を見た時は、怒りを抑えるのに必死でした。

テリー それでも、試合後はスッキリしたんですか。

山中 はい。試合直後「引退」と言わず、「これで終わりです」と言ったんですけど、本当にそういう気持ちだったんです。去年の8月、最初にネリ選手に負けた時はショックが大きくて、1カ月以上引きずりましたけど。

テリー 連続防衛記録もかかっていましたからね。あの試合も、直後にネリ選手のドーピング疑惑から、この前の再戦につながったわけですけど、やはり「このままじゃ終われない」という気持ちになりましたか?

山中 そうですね、「このまま終わったら、絶対後悔するだろう」と。

テリー その時、奥さんやお子さんは、何か言葉をかけてくれたんですか?

山中 奥さんはいつも何も言わないですけど、子供は「次やったら、勝てるんじゃないかな」とか言ってましたね(笑)。

テリー そうか、落ち込んでいるお父さんを励ましてくれたんですね。

山中 かもしれないです。あと負けた時、テレビで子供が本当にガックリしている映像を見たので「次はこんな気持ちにさせたくない」と。それがあったからこそ、現役続行を決めたところもありました。ここまでやれたのはやっぱり家族の存在が大きかったですし。本当に感謝してます。

「天才テリー伊藤対談「山中慎介」(1)引退試合直後からスッキリしてます」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 5/17号ルイス・ネリ山中慎介ボクシングテリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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