トマトは危機が迫ると事前にそれを察知し、毒性物質を作り出し防衛に備える(米研究) (2/2ページ)

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・特定の敵だけでなく他の敵にも有効な防御法

 最初、この反応はカタツムリに対する防衛だと思われたが、実はこの反応が生じた後、トマトが大好きなはずのお腹をすかせたイモムシもまたそれを食べなくなることが明らかになった。

 こうした対象を特定しない防衛方法は、生存率全体を改善することで、その支出に見合うだけの成果を得ることを狙った戦略かもしれないと、『Oecologia』に掲載された論文では述べられている。

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 不思議なのは、トマトはカタツムリの粘液に直接触れていないのにそれを検出していることだ。オロック博士は、これについて「百万ドルの疑問」と述べている。博士は今後の研究で、ある程度離れた場所にある手がかりを認識するメカニズムを解明したいそうだ。

References:vidmid/ written by hiroching / edited by parumo

 動くことのできない植物にとっての最大の攻撃は毒性だ。その毒は人間にも有効で、幻覚作用を及ぼしたり、の強力な殺傷力で殺人にも使用されるほどだ。やはり静なる植物こそがこの地球を支配しているのかもしれない。
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