女性グループ史上初の初登場オリコン首位デビューという輝かしい記録を持つ『PASSPO☆』が、今年9月に解散すると発表した。

5月18日に『PASSPO☆』は公式ブログで解散について、次のようにつづっている。

《PASSPO☆は、2018年9月22日 中野サンプラザにて開催致しますワンマンライブをもって解散することとなりました。突然のお知らせとなってしまい大変申し訳ありません。昨年末より今後の活動やクルーそれぞれの将来について、本人達と話し合いを重ねてきた中で、別の道で挑戦したいという希望が出て参りました。その中であらゆる可能性を踏まえてクルー、スタッフ共にPASSPO☆という形を残すことに尽力してきましたが、「この7人で続けられないのであれば」という思いがあり、最終的に解散という道を選ぶこととなりました。》

キャプテンの根岸愛も同日深夜にツイッターを更新し、解散について触れている。

悲しい思いをさせてしまったみなさん、キャプテンとして、PASSPO☆がずっと続けていけるよう引っ張っていけなくて本当にごめんなさい。オフィシャルの文章が総意です。今まで言ってきたこと、心から思っていたしそうしたかったと思ってます。叶えられなくてごめんね。みんなへの恩返し、楽しい時間を！

— PO☆根岸愛(5月〜対バンツアー) (@negishiai) May 18, 2018

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根岸は、5日に日本テレビ系列で放送された『有吉反省会』に出演した際、観客が減ったことを嘆き、給料が過去の数十分の一にまで激減したことによる生活苦を告白していた。そのため、ファンのあいだでは心配する声が上がっていたが、根岸はこのことについてもツイッターで説明をしている。

あ、そうそう、私が番組であんなこと言っちゃったから心配されるのも仕方ないんだけどお金が大変だからとかそういう理由は全く無いからね?私は元々お金払ってでもこの仕事をさせて欲しいってくらいだから?あ、でもお金持ちにはなりたいです！何故なら大きい家に住んでヲタグッズ部屋を作るからです！

— PO☆根岸愛(5月〜対バンツアー) (@negishiai) May 18, 2018

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「このPASSPOは結成された当時、アイドル雑誌の表紙を飾ったり、ライブのチケットが取れないほどの大人気でしたが、次第にメンバーたちが年齢を重ねていくと徐々にファンが減り、いまのような状態になってしまいました。アイドルグループのメンバーは『AKB48』や『ラストアイドル』みたいに、入れ替わりが激しくないとファンに飽きられてしまうのかもしれません」（芸能記者）

SNSでは今回の解散について、忌憚のない書き込みが散見される。

《ライブも人数が少なく、出す曲も売れなかったので解散は致し方ない》
《やはりカリスマ的なメンバーがいないのが痛い》
《ほとんど地下アイドルのような扱いをマスコミでされていてかわいそうだった》
《テレビに出ないアイドルは厳しいですね》

記録を打ち立てたデビュー曲『少女飛行』は、翌週に100位圏外に落ちるという当時の“最大下落記録”も刻んでいる。芸能界で継続して売れ続けることの厳しさを表すモデルケースになってしまったともいえるだろう。

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