宇宙から見た噴火中のキラウエア火山の様子がダイナミック!

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宇宙から見た噴火中のキラウエア火山の様子がダイナミック!
宇宙から見た噴火中のキラウエア火山の様子がダイナミック!


 今月5月に爆発的な噴火が起きた米ハワイ島のキラウエア火山。世界的にも有名なこの活火山の被害は現在も拡大中で、噴水のようなマグマや吹き上げる火山灰などが刻々と報告されている。

 そんな中「この噴火が宇宙から見えた」というツイッターの画像が話題になっている。

 宇宙飛行士や衛星が、地球の活動視点でとらえた大規模な火山の活動。その斬新な光景がこちらだ。
・宇宙からも見えた!キラウエア火山の大規模噴火


 ここ数週間にわたり、激しい噴火に見舞われているハワイ島。現地では、住宅や道路などがドロドロの溶岩に飲み込まれる様子なども報じられている。

 しかしそれらの光景は宇宙からだと少々異なって見えるらしい。

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image credit:twitter

 これは今月23日、ESA(欧州宇宙機関)のセンチネル-2Bが撮影したキラウエア火山だ。宇宙からは鮮やかな色をした溶岩が地表に流れているのがわかるという。

ESA公式アカウントのツイートより
5月23日、センチネル-2Bからもはっきり見えたキラウエア火山の溶岩流。
更新は@USGSVolcanoes(アメリカ地質調査所の火山情報)をフォロー

 こうした画像で素晴らしいのはそのスケールだ。宇宙からだと、溶岩にのまれていく範囲さえとても小さく感じられるのだ。

 地上では見られない宇宙からの斬新な画像は他にもある。下はNASAの人工衛星ランドサット8号が撮影した「夜の溶岩流」だ。夜の闇を背景にネオンのように輝く溶岩はとても神秘的だ。

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ランドサット8号が撮ったキラウエア火山の東側、レイラニ・エステーツ地区
image credit:NASA EARTH OBSERVATORY

 実はNASAは、こうした画像を撮りながら溶岩の流れを追跡している。この画像は地表の人々の火山活動の追跡に役立ち、危険が迫った人々への警告にもなる。

 キラウエア地球を周回するISS(国際宇宙ステーション)のクルーもこの火山を監視している。彼らは実験室の大きな窓から撮影できたらしい。

ロシア人の宇宙飛行士Anton Shkaplerovさんのツイートより
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image credit:twitter

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image credit:twitter

キラウエア火山噴火後に警報が発令された。火山灰の雲は3700mに達し、宇宙からも容易に見えるようになっている

・地質専門家による現地の火山活動情報

 一方、アメリカ地質調査所(USGS)による現地報告は以下のようになっている。

 5月28日のツイートでは噴水のような溶岩「炎のカーテン」の映像をシェア。噴き出した溶岩の高さは最大およそ60mと推定されている。


 5月29日は地面の亀裂から生まれた火災積雲をツイート。


 ちなみに29日のUSGSの更新情報によると、キラウエア火山の活動レベルは、最も深刻な「警報」で、航空用の火山活動レベルを表すカラーコードも同様に深刻な「赤」だ。

 その火口からは引き続き火山灰の噴出がみられており、その溶岩流はレイラニ・エステーツ地区内のイーストリフトゾーンの中でも標高の低い地域に広がっているという。

・人間の生活圏を飲み込む灼熱の溶岩

 なお現地では、今も多数の人々避難を余儀なくされているが、27日にはさらに溶岩が迫る地域の住民が指示を受けて避難を始めていたという。

5月28日。レイラニ・エステーツ地区まで入り込んできた溶岩

 いまだ収まる様子のないキラウエア火山の噴火。これが宇宙からでも確認できてしまうと知ったツイッターユーザーの間では、人間の力では太刀打ちできない自然への畏怖を感じるという声も上がっている。

References:mashable / wikipediaなど /written by D/ edited by parumo
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