銀座のランドマーク・和光の時計塔が「隠された」! 一体何が?「時を休もう。」とはいったい? (2/2ページ)

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そこで「平成最後の時の記念日」である6月10日を含む連休を、「時間について見つめなおすきっかけにしてほしい」との思いから、時計を隠すことにしたのだという。

めったに入れない和光の屋上に潜入!

和光本館ならびに時計塔は1932年に建てられた。本館は約30メートル、時計塔は約9メートルの高さだ。時計の文字盤は直径2.4メートルの大きさで、遠くからもよく見える。今回特別に本館の屋上に入れてもらうことが叶い、時計塔を間近で見ることができた。屋上は普段は一般公開されていない。

屋上から撮影した時計塔
屋上から撮影した時計塔

時計は4面ある。吉野さんに聞いたところ、それぞれがほぼ正確に東西南北を向いているという。6月9日・10日は背面の文字盤以外、すべて白い布で覆われている。背面の文字盤の下にはドアがあった。何か秘密が隠されているのではないかと思い聞いてみると、「機械室」だと教えてくれた。この中で4つの文字盤をコントロールしているのだという。

このドアの向こうに時計を動かす機械室がある
このドアの向こうに時計を動かす機械室がある

実は時計の見た目は変わらないが、1932年以降、ゼンマイで動く「機械式」から電池で動く「クォーツ式」に変更、GPSの導入など性能は年々進化しているという。

吉野さんは

「秒針がないので意識されていない方も多いかと思いますが、実は非常に正確な時間を表しているんです」

と笑いながら話していた。

背面の文字盤
背面の文字盤

時計が姿を隠すのは、2008年の和光本館リニューアルに伴う一時閉館以来の10年ぶり。しかし意図的に姿を隠すのは初の試みだという。吉野さんは

「休日くらいは時間に追われずに過ごしてほしい」

と話した。

文字盤は6月10日24時まで隠している。なお、深夜0時から8時までを除き、1時間ごとにチャイムは鳴る。

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