天才テリー伊藤対談「田中大貴」(3)30代に入ると男性アナでホッとした (2/2ページ)
田中さんの同期は誰?
田中 長野翼、戸部洋子、石本沙織の3人です。1つ上に中野美奈子さんがいらして、さらにその上が高島彩さん。
テリー 豪華だなァ。でもあらためて、女子アナって大変な職業だと思うよ。若さとかわいさで1年目から大抜擢されて、やっと経験と技術がその扱いに追いついてきたと思ったら、その枠を、あとから入った新人たちに持っていかれちゃうわけだからね。
田中 そのテリーさんの言葉を聞いたら、泣く女性アナウンサーがたくさんいると思います。おっしゃるとおり、女性アナの枠は毎年入ってくる若くてきれいな子との勝負になってしまうので。僕も入社して数年は悔しかったですけど、30歳が近づいた頃、「男性アナウンサーでよかった」と、ホッとしている自分がいたんです。やっぱり男性アナは技術第一ですから。
テリー 30代に入った女性アナは、そういう葛藤をどう消化しているのかな?
田中 うまく意識を転換して結婚・出産や後輩の指導に持っていける子もいますし、そのまま葛藤し続ける子もいますね。
テリー 例えば、上司から「あなたはかわいいし、しゃべりもうまいんだから、営業で頑張りなさい」なんて言われる場合もあるんじゃないですか。
田中 会社員ですから、基本的に辞令を断る選択肢はないです。それが納得できない場合は辞めるしかないですね。
テリー わァ、そういう時のお別れ会は大変だね。
田中 はい、人生のいろんな部分を見ることになりますね(笑)。アナウンサーとして採用されることは非常に光栄なことではありますが、最終的に自身の首を絞めることもあるんです。