天才テリー伊藤対談「田中大貴」(4)高橋監督の言葉は簡潔だけど重いね (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー 田中さん自身は、プロ野球の道を選ぼうとは思わなかったの。

田中 うーん、どこかにご縁をいただける可能性はなくはなかったのですけれど、実際に行ってからの自信がなかったですね。ドラフト1位クラスの皆さんから結果を引き出すことが、自分が最高の状態でできなかったですから。由伸さんに相談したら、「お前が今この瞬間にプロの世界へ行って、レギュラーになってタイトルをつかめるようなイメージができるか」と。「できません」と答えたら、「じゃあ、やめなさい」と。今回独立の挨拶に行った時にも「ひと言だけ言う。生きていくって大変だからな、以上」としか言われなかったです。

テリー 重いね、その言葉は。

田中 はい、でも由伸さんらしいな、と思いました。厳しい、でもすてきなひと言をいただいたので、その意味を考えながら、これからの人生を進んでいきたいと考えています。

テリー これから自分が目指していきたい、理想の存在っているんですか。

田中 パフォーマンスの方向性は違うかもしれませんが、松岡修造さんでしょうか。あの方の、見る人に明日へ向かう活力を与える言葉の使い方やアプローチのしかたには、大きな刺激を受けますね。自分も、そういうきっかけを人に与えられていける人になりたいと思っています。

テリー 人生の第2章、まさにこれからですよ。このチャンスを逃さず、いろいろ挑戦してよ。あ、エッチな方面の仕事もね。

田中 そうですね、機会と事務所の許可があれば、ぜひ(笑)。

◆テリーからひと言

 元スポーツマンらしく、爽やかな好青年。これからいろいろなところで彼の実況が聴けそうだけど、ポロリのある仕事もやってね。

「天才テリー伊藤対談「田中大貴」(4)高橋監督の言葉は簡潔だけど重いね」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 6/14号田中大貴高橋由伸アナウンサーテリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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