火星と地球が接近!7月31日の「大接近」の前に知っておきたい火星のこと (2/2ページ)
酸化鉄を多く含む砂漠に覆われた地表は湿度5%と極度に乾燥し、静電気がすぐに発生します。そこで起きるつむじ風や砂嵐は帯電しており、直撃すると感電するそう。
大気はありますが、地球の100分の1以下の薄さで酸素はほぼなし。この大気の薄さに加えて磁場がないため、紫外線や高エネルギーの宇宙線が弱まることなく降り注ぎ、隕石も減速したり蒸発したりせずに落下します。
平均気温はマイナス63℃という極寒も考慮すると、古くからロマンを持って語られる「火星移住計画」を実現するには、乗り越えないといけない壁はまだまだたくさんありそうです。
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今回の「大接近」で火星がもっとも地球に近づくのは7月31日ですが、既にかなり近づいてきていて、6月下旬の今だと夜9時半ごろ南東の地平線にのぼってきます。9月下旬ごろまでが「見頃」なので、小中学生は夏休みの自由研究として観察してみるのもいいかもしれません。
既に火星表面の地形には名前がつけられ、詳しい地図も作られている火星。
本書では、探査機によって撮影された地表の写真をふんだんに紹介。火星がもう決して遠い存在ではないことを実感させてくれます。
知っていそうで実はあまり知らない火星のこと。イメージを膨らませておけば、「火星大接近」をより楽しめるはずです。
(新刊JP編集部)