ソフトバンク工藤公康監督も怪しい!? プロ野球「今季は異変だらけ!」番記者座談会
交流戦も終わりペナントレースが再開した日本球界。きらびやかなグラウンドからは見えないドロドロのウラ話を暴露! 球界の表も裏も知りつくした番記者たちが、スポーツ紙では書けなかったマル秘ネタをぶっちゃける!
A:スポーツ紙ベテラン記者
B:スポーツ紙セ・リーグ球団担当記者
C:夕刊紙パ・リーグ担当記者
A さて、交流戦も終わり、これから両リーグともオールスター戦(7月13、14日)まで追い込みだね。
B 交流戦は、セ・リーグではヤクルトが頑張ったけど、全体としては今年もパ・リーグが圧倒しましたね。
A やはり、パが強いな。
C パで唯一、負け越した楽天は、借金が20になって、梨田監督が責任を取って辞めちゃいましたね。
A 成績不振は確かにそうだけど、どう考えても彼だけの問題じゃないだろ。
C ですね。あの球団は、デーブ大久保監督時代に問題になったフロントの現場介入がいまだにあり、梨田さんも、打順すら思うように組めなかったんです。
B まだ、やってるんだ。
C はい。球団の「チーム戦略室」がデータを分析。それをもとに、その日の打順を提案。それを現場が採用するという特殊な形でオーダーを決めていたそうです。梨田さんが6月16日に辞任を申し出る前日までの62試合で、打順は56パターン。毎日、入れ替えていたら、打線が安定しないのも当たり前ですよ。
A しかも戦略室の責任者が野球経験者じゃないとか、あきれるよ。
B 本当は三木谷さんが決めてるんじゃないの!?
C かもしれません。同じく三木谷さんが会長を務めるサッカークラブのヴィッセル神戸にスペイン代表のイニエスタを獲得して話題になったけど、彼の年俸は32億円超。楽天の選手全員の年俸を足して28億円ですから、口だけ出して、金は出さないじゃ、監督もキツイ。
A 今は、ヘッド兼打撃コーチだった平石洋介氏が監督代行を務めてるけど、“ポスト梨田”として、石井一久氏の名前が挙がっているんだろ。
C ですね。岸孝之の移籍(←西武)には関わっているそうで、三木谷オーナーの覚えもめでたいとか。
A あと、中畑清の名前も挙がってた。でも、他にも首筋が寒くなってる監督はいそうだな。
■楽天の梨田監督に続き、工藤監督やラミレス監督も!?
C 意外に怪しいのがソフトバンクですね。
B 工藤監督が? でも、昨年1月に3年契約を結んでるから、来シーズンまでは安泰じゃないの?
C 工藤監督はソフトバンクの首脳から信頼されてないですから。
A 変に自信家なんだよな。自分の理論に絶対の自信を持ってて、言うことを聞かない選手は使わない。
C だから、人望もない。佐藤義則投手コーチも昨年、日本一になったのに辞めて、古巣の楽天に舞い戻ってしまった。
A 工藤は2014年オフに秋山幸二の後を継いでソフトバンクの監督になったけど、本来なら秋山の次は小久保だったんだ。ところが、秋山氏が予定より早く監督を辞めてしまったから、消去法でお鉢が回ってきた。
C 小久保さんは当時、侍ジャパンの監督をしていましたからね。でも、今はフリーです。
A そう。だから工藤に何かあれば、すぐにでも監督に据えることができる。いくら契約があっても、工藤の心中は穏やかじゃないだろう。
B 不穏ですね~。今年は成績も微妙だし、ケガ人も多いですよね。特にサファテのケガは痛いですよね。右股関節を手術して、ほぼ今季は絶望でしたっけ。
C 武田翔太も良くないし、バンデンハークも一時の勢いはなし。昨年最多勝の東浜巨も二軍で、和田毅も肩の違和感で離脱中。野戦病院状態で優勝は厳しいかも。
A CSを逃せば、工藤の首が飛ぶかもね。
B 安泰のように見えて、そうではないといえば、DeNAのラミレス監督も実は今、かなり立場が危なくなっているみたいですよ。
C ええ!? 昨年は日本シリーズにも進出したのに。
B 高田繁GMとの関係が微妙みたいです。原因は、GMの進言を聞かず、好き勝手な采配を始めたこと。
A 1年契約で結果が出なければクビになるから必死なんだろうけど、DeNAのようなフロント主導型のチームでGMと揉めるのは、自分の首を締めることになりかねないよな。
B 選手も、筒香嘉智が背中の張りくらいで欠場したり、チームに緩みが出てきていますね。ちなみに次期監督候補として噂に上がるのが、楽天の話題のときにも出た中畑氏です。
C えっ、清の再登板!?
A ないと思うけど、人気面なども考えると、できる人が少ないのも事実だろ。
■日本ハムファイターズの清宮幸太郎や斎藤佑樹は?
C 同じフロント主導型チームでも、日本ハムの栗山英樹監督はフロントとの関係は極めて良好ですね。
A なんだかんだ言いながら、選手を育てつつ結果を出すのがうまいよ。
C でも、そんな栗山さんも、清宮幸太郎の使い方には頭を悩ませているようですよ。二軍ではガンガン打ってるけど、一軍では使いどころがない。
A 本来、昨オフに中田翔を出して、清宮を育てるのが日ハムの計画だったのに、中田の昨年の大不振で阪神への移籍話がご破算になったところから誤算が始まってるんだ。
C なるほど~。今、中田は調子いいから外すに外せないと。彼が大スランプにでもなれば、すぐにでも清宮を一軍のスタメンに置くと思うんですが。
A 清宮は上がれないことを、どう思ってるんだ?
B 何も考えてなさそうですよね(笑)。キャンプ中の話を聞いたんですが、清宮は食べるのが相当遅くて、先輩選手が「おい、いい加減に行くぞ!」と言ったら、彼は「ちょっと待ってくださいよ~」と言いながら、そこから普通にデザートを食べ出したそうですから。
C 天然というか、坊ちゃん体質はありますよね。でも、彼はああ見えて、ものすごく研究熱心。打てても打てなくても一打席ごと、自分のバッティングを、しっかり分析をしているそうです。
A そういえば当初は二軍でも全然打てなかったよな。
C そうなんです。でも、分析の成果か、今は打ちまくっている。一軍はレベルが違うから簡単ではないけど、時間を与えれば、彼は対応して爆発すると思いますよ。
A ああ見えて、意外と頭いいんだな(笑)。
B そうそう、日ハムのゴールデンルーキーといえば、斎藤佑樹はどうなんですか。かなり打たれているけど。
C 一軍はいうまでもなく、この前は二軍でも4回9安打4失点。正直、彼はもうダメなんじゃないかな。
B もう30歳。引退かな~。
A いや、来年もやるだろ。でも、日ハムじゃなくてヤクルトで。
B トレードですか?
A そうなる。数年前、ヤクルトは本気で彼を欲しがっていたんだ。
C 早稲田のエースでもあったし、“神宮のスター”が欲しいということですね。だけど、活躍できます?
A いや、期待はしてないだろ。でも、客は入る。それで、1年で引退じゃないかな。
C ひどい(笑)。まあ、斎藤の話はともかく、今年はイキのいい若手が、どんどん伸びてきてますよね。
A 巨人の岡本和真とかね。
B 岡本は覚醒しましたね。オープン戦から絶好調で、どんどん打順を上げ、今や立派な「巨人軍の4番打者」に育ちました。今、巨人ファンが夢見ているのは、3番・坂本勇人、4番・岡本に続いて、5番が二軍で“三冠王”を狙えそうな好成績を残していた和田恋というオーダーが実現することじゃないですか。
A 和田は13年の小林誠司がドラ1だった年のドラ2、高知高校出身だな。
C そんな和製クリーンナップが実現すれば、まさに巨人軍新時代ですね。
B でも、岡本も清宮に負けないくらい天然なんですよね~。自分で発注した手袋が届いたときに、誰かからのプレゼントだと思って、「もらえるんですか? ありがとうございます!」なんて言ったそう。てめえで注文したんだろと(笑)。
■今年のFAは西武の浅村栄斗、広島の丸佳浩、オリックスの西勇輝が目玉だが
A 気が早いけどストーブリーグの話も少し。今年のFAの目玉は、西武の浅村栄斗、広島の丸佳浩、オリックスの西勇輝の3人だよな。聞いているとこだと、すでに水面下で、巨人と阪神が丸と西の争奪戦をしているそうだ。
B 実は、ひとつ驚きの話があるんですよ。今年、国内FA権を獲得して、“日本人扱い”となる阪神のメッセンジャーが、他球団に行くかもしれないというんです。
C ええ! 彼は「阪神以外ない」って公言しているじゃないですか!?
B 今は阪神の選手だからそう言いますが、本音は違う。阪神より年俸を出すチームがあれば移籍する気は満々。もちろん、阪神がそれ以上を出すというなら残留するでしょうけど。この話はかなり近い筋から聞きましたよ。
A 阪神は先日、山脇光治スコアラーの盗撮事件というのがあったな。
B あれはひどかった。実は逮捕当日の夜、球団は公式HPでシレッと、この事件を発表したんですが、事実関係としては〈本日(6月12日)、弊社契約社員が不適切な行為を行ったとして逮捕されました〉とあるだけで、番記者も気づかなかった。一般紙の記者が気づいて広報に当てたら一応、答えたそうです。
A 渋々か。
B 翌日、番記者が、試合のある札幌ドームで待ち構えていると、広報が来て、「監督含めてユニフォーム組には、この話を絶対に聞かないように」と……。
A つまり、阪神は球団として、この件にはまともに対応する気がないということだな。これだけコンプライアンスがうるさく言われる時代なのにな。
B この隠ぺい体質に、番記者は「まるで日大だよ」と声を揃えていたそうですよ。ところが、この話にはオチがあって、阪神の広報部長は関西学院大学出身なんですよ(笑)。
C お後がよろしいようで。このあたりにしましょうか。