血の呪い?人間の犯罪者の血液から採取した抗体をマウスに注入すると攻撃性が増すことが判明(スウェーデン研究) (2/3ページ)

カラパイア



 「ここから窺えるのは、この抗体が暴力的な人間とそうでない人間を分ける理由の一つかもしれないということです。抗体は人に暴力的な振る舞いをさせやすくするのかもしれません。ただし抗体が人によって異なる理由は分かりません」

 対象となった受刑者16名のうち、11名は1回以上の殺人あるいは殺人未遂を犯した。また1名はギャングの構成員で殺人を犯し、4名は強姦などの暴力的な性的要素を伴う暴行を働いた(未成年者に性犯罪を行なった受刑者は研究から除外された)。

 受刑者は長期間服役しており、大半が予防拘禁中である。また重度の精神疾患を持つ者はいなかった。


・更なる調査が必要

 研究チームによれば、今回の実験で確認されたメカニズムを理解するには、もっとずっと大きなサンプル数で実験を行う必要があるという。

 また一般人のほとんどがこの抗体を有しているだろうが、だからといってそれが暴力のリスクにつながっているわけではないことを強調している。

 研究は『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された。
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