日本激震列島“逃げ場なし”(2)「群馬の震度5でわかった首都直下地震に備えよ」 (2/2ページ)
現時点では、(中央構造線の他の場所で起こる)可能性はないと言い切ることは科学的ではありませんね」
日本最大の断層である中央構造線は西は九州から東は関東にまで延びているため、首都直下地震につながる可能性についても聞いてみたが、
「今回の地震が直接、首都直下地震の引き金になることはありませんが、首都直下はこの地震と無関係に、発生がきわめて切迫していると考えるべきです」
実際、6月17日には、群馬で震度5弱という地震があったばかりだが‥‥。
「群馬の地震は関東地方の地震活動が活発化しているという証拠になるかもしれません。群馬県は非常に地震が少ないのです」
そして、千葉で続いている震度3程度の地震についても、M7クラスの地震がありうると指摘する。
「千葉のスロースリップは繰り返し発生しています。M8クラスの巨大地震は現時点では発生の可能性は低いと思われますが、M7クラスの発生が房総であるかもしれません」
もはや例外なく、日本国民は、我が家の震災対策を考えるべき時期に来ていると言えるだろう。
長尾年恭(東海大学海洋研究所)