今年の夏が暑すぎるのは日本だけではなかった。熱波による世界各地の影響

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今年の夏が暑すぎるのは日本だけではなかった。熱波による世界各地の影響
今年の夏が暑すぎるのは日本だけではなかった。熱波による世界各地の影響


 今年7月、日本では広い範囲で記録的な暑さが続き、災害レベルの高温が各地で観測された。

 まさにいつ終わるとも知れぬ灼熱地獄。連日の高温警報を横目に「こう暑くっちゃよう…」と大人なガリガリ君 レモン(マルチパック)を常食してたのは私だけではないはずだ。
 
 しかもそれは日本だけではない。こうした暑さは世界規模で、異常気象が生命を脅かす災害を引き起こしているのだ。

 イギリスの国土を緑から茶色に変え、北極圏に30度超えの猛暑や記録的な干ばつまでもたらしている熱波を中心に、異例続きの気象被害をワールドワイドにお伝えしよう。
・1. ギリシャでは過去10年で最悪の森林火災が発生

 今週初め、アテネ周辺で山火事が発生。火災に巻き込まれたリゾート地マティでは死者が80人を超える大惨事に見舞われた。

山火事の惨状を伝えるドローンの映像


・2. カナダでは70人以上が熱波で死亡

 熱波による死者はケベック州だけでも70人を上回った。

 気温35度に達した地域で死亡した人々の大半が、エアコンなしのアパートで一人で暮らす高齢者で、多くが慢性疾患を患っていた。


・3. イギリスの衛星画像が緑から茶色に

 1976年以来の激しい熱波に見舞われた英国では、緑豊かな国土が茶色に変化。

10~12週間もの日照り続きで衛星写真にも変化が表れています!


・4. 日本は猛暑を「災害」と発表

 前例がない熱波に襲われた日本ではわずか1週間で65人が死亡。極端な気象の影響で22,647人が入院する深刻な事態となった。

 気象庁は記者会見で、これまでにない猛暑を観測している。この高温は致命的で、災害と認識している、と述べた。


・5. 北極圏で山火事
 
 ジョークではない。あまりの暑さでスウェーデンの北極圏では山火事が発生。

スウェーデンの北極圏のおよそ49カ所で深刻な山火事が発生


・6. アルジェリアの都市がアフリカ史上最高気温に

 今月初め、アルジェリアのワルグラ市が51.3℃となり、アフリカ大陸史上最も高い気温が観測された。

 アメリカの気象学者ジェイソン・サメナウ氏によると、統計上「平均気温の標準偏差がおよそ2℃以上と極めて珍しい」気象状態になったという。

  地表と大気の状態が記録的な暑さの前兆を示しているそうだ。

・7. アメリカのテキサス州が観測史上最高気温を更新

 複数の都市が過去最高気温に達するなか、テキサス州は約48.8℃を記録。
 
7月23日、深刻な猛暑に見舞われたテキサス州の中央部で、一部の都市が過去最高気温を更新した。全米気象機関(WAC)が午後5時頃に45.6℃を観測。1969年8月11日に同州で観測された最高気温44.4℃を上回る気温に達したと発表した。

 
・8. 東南アジアの一部は居住不可となる恐れも

 科学者と経済学者は、猛暑が加速する東南アジアの多くの都市で、被害がより広範囲になると警告している。

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 21世紀に入ってから、世界各地で記録破りの猛暑が襲っている。更に日本では、思わず二度見するような異例の進路での台風12号の接近とか、そこで新ネタかよ!っていうほどに気候変動は様々なパフォーマンスを見せつけているようだ。

References:diggなど /written by D/ edited by parumo
追記(2018/7/29): 本文の一部を修正して再送します
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