太陽光発電できない?風と水があるじゃないか!旅先でのスマホの充電もこれで安泰。携帯型水・風力発電デバイス
僻地への旅で命取りとなるのがバッテリー切れだ。太陽光を利用したバッテリーは人気だが、太陽がでていなければ使えない。
だがこれを併用したらどうだろう?
「ウォーターリリー・マイクロタービン(Waterlily Micro Turbine)」は、風力や水力を利用した発電デバイスだ。太陽光が使えなくても、季節を問わず、夜間であっても、すべてのUSB機器に電力を供給してくれるのだ。
スマホに依存するスタイルとなっている昨今、これがあればサバイバルな状況に陥っても、とりあえずGPSで自分の位置ぐらいは確認できるかもしれない。
Waterlily Micro Turbine
・風力と水力により電気を起こす
ウォーターリリーは風力か水力のどちらかでスマホやGoProカメラなどを充電してくれる。自然の奥深くへ分け入ったような場合でも、デバイスの利用を諦めなくていいのだ。
キャンプ、ハイキング、川下り、自転車など、電気がきていないところでアクティビティを楽しむ人にはぴったりだろう。川のような水が流れる場所や風の吹いている場所に設置して使い、耐久性も十分だ。

・その技術力はお墨付き
開発したのはカナダ発のスタートアップ「シーフォーマティクス(Seaformatics)」。海洋の力でエネルギーの有効利用を目指す、4人のエンジニア集団だ。
ウォーターリリー・マイクロタービンは、もっと大型の「シーリリー(Sealily)」をアウトドア好きでエコ意識の高い個人向けに小型化したものだ。
採用されている技術は、メモリアル大学の研究プロジェクトの一環として得られた成果である。
タービンは直径17.8センチ、奥行き7.6センチほど。重さ900グラム未満で、バックパックにもやすやすと入れることができる。
あるいは自転車やカヤックなどに取り付けるといった使い方もある。接続するには3.6メートルのUSB標準ケーブルを使う。

・ちょろちょろ流れる川の水でもOK!
タービンには、水力の場合、最低時速1.12キロで流れる水が必要。また利用可能な最大流速は時速10.9キロである。したがってちょろちょろと流れる小川から激流の川まで、発電を行えるということだ。
風力の場合、最低時速10.7キロの風速が必要で、利用可能な最大風速は時速88.5キロだ。
最も効率の高いピーク速度は、流速で時速7.2キロ、風速で時速72.4キロであり、この場合、数時間でデバイスをフル充電できる。

水の中での利用時間には特に制限がなく、海水で腐食する心配もない。さらに水や風すら使えない緊急事態に備えて、手回しで利用することもできる。
現在、同社サイトから99ドル(約10,900円)で予約を受付中だ。発送は8月になるとのことだ。
アメリカのAmazonでも販売を行っているが、人気商品となっておりプレミアム価格となっている。
References:digitaltrends/ written by hiroching / edited by parumo