自分のルーツが知りたくて。遺伝子検査が流行っているアメリカで人生が変わるほどの衝撃を受けた12人

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自分のルーツが知りたくて。遺伝子検査が流行っているアメリカで人生が変わるほどの衝撃を受けた12人
自分のルーツが知りたくて。遺伝子検査が流行っているアメリカで人生が変わるほどの衝撃を受けた12人


 アメリカでは通販サイトなどで簡単に購入できることから、自分の人種的ルーツを調べたり、血縁関係を調べたり、健康に関する情報を調べたりと、様々な情報を知ることができるDNA検査が大流行中だ。

 googleが出資している遺伝子検査会社「23andMe」は、日本での翻訳サービスも始まり、特に人気の高い検査会社の1つだが、この検査を受けて人生が変わるほどの劇的な事実を知った人たちがいる。

 一体何を知ったのか?
 その中の12人のケースを見ていくことにしよう。

・生まれたときに、別の子と入れ替わっていた72歳女性


 リンダ・ヨルダーンスとデニス・ジュネスキは以前より、家族とちっとも似ていないと感じていた。

 髪の毛の色のような身体的特徴から運動神経のような一般的な資質まで、家族と似ていないことを二人はずっと不思議に思ってた。

 あるときデニスが23andMeと試してみると、家族とは共通点がないことが判明する。もう一度試してみても結果は同じだった。

 「23andMeが間違っているか、私が生まれた時に入れ替わってしまったかのどちらかでした」と彼女は語っている。

 彼女のDNA親族リストの結果の中に、たまたま姪のリンダが掲載されていた。デニスに23andMeを使ってみてはと勧めたのは実はリンダだ。

 しばらく調査した結果、二人は同じ病院で30分違いで生まれていたことが分かった。

 そのせいか彼女たちは間違った親許に行くことになったのだ。72年間、他人の人生を生き続けたデニスとリンダだったが、先月会い、新しい友情を確かめ合った。


・2. 23andMeのせいで両親が離婚

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 「自分と父用にキットを注文して、その結果が数日前に届いた。母はDNAに興味を示さなかったので、誘わなかった。」

 「まず私と父は先祖構成を比べてみたのだが、控えめに言っても少し変だと感じた。父はイングランド系とアイルランド系が主で、少しだけフランス系とドイツ系が混ざっていた。私は主にスカンジナビア系で、フランス系とドイツ系が4分の1以上、イタリア系が幾分混ざっていた。」

 「それからDNA親族の欄を見てみる……お察しの通りだ。父は私のものには含まれていなかったし、私は父のものには含まれていなかった。」

 「しかし片方の親が異なるきょうだい(26.3パーセント共通)と父親が一致していた。私は怖くなった。父はすごく怒っていた。」

 「母が帰ってきて、父が問い詰めた。彼女は狼狽し、私が違う男の子供であることを認めた。テストの話が出たとき、どうにか止めようと思ったらしい。」

「結局親は離婚した。父はきっと私の2歳下の弟が自分の子かどうか疑っていることだろう。」レディットユーザーu/throwmeaway29305による投稿


・3. 遺伝子検査で命を救われた人

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  レディットユーザーのZambooksterは6年以上も苦しんだ原因不明の体調不良の原因について知りたいと思っていた。

 さまざまな病院にかかったが、病状は悪化していた。そこでブラックフライデーで50パーセント割引されていた23andMeを試してみることにした。

 「8週間後にキットが戻ってきて、自分がHFE遺伝子による遺伝性ヘモクロマトーシスの相同多様性であると警告されました。内臓に鉄分が過剰に蓄積されてしまう遺伝性の病気です。」

 「後に血液検査を受けると、私にはHFE-HHがあることが確認されました。23andMeがなければ、この事実を知るまでにどれだけ時間がかかったことか。同じ病気を持つ大勢の人のように、心不全や肝不全で死ぬまで知らなかったかもしれません。」


・4. 死んだと思っていた父に再会


 ジェネル・ロドリゲスは養子だ。育ての親からは父は小さい頃に交通事故で亡くなったのだと伝えられていた。

 あるとき、自分の生物学上の家族に会えるかもしれないと、23andMeを使ってみることにした。

 レイチェル・サウシードもまた23andMeでDNAを送っており、DNA親族リストにジェネルの名前があることに気づいていた。

 しかし彼女はその名前を見ても誰だか分からなかった。だが電話で叔父のフランク・グラナードスにいくつか質問してから、彼が仰天するような言葉を発した。「多分、叔父さんの娘よ!」

 フランクとジェネルはすぐに固い絆で結ばれた。

 「私が心にずっと抱いてきた疑問や、彼の側からの真実を知りたいという願いを伝えると、彼が嘘をついていないと深く感じることができました」とジェネルは語っている。

 「それで、父からの愛情を感じることができました。それは自然なことで、なんだかちょっと休暇で出かけていたみたいな感じです」

 今、父娘は毎日会話を交わし、二人で迎える初めての感謝祭を楽しみにしている。またジェネルは、自分に叔父も叔母もいとこもいることを知った。

 「生まれて36年間このときをずっと待っていました。一緒に過ごせることが毎回毎回楽しみで仕方ありません」


・5. 双子のきょうだいを発見

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 「双子のきょうだいを見つけました! 私は子供の頃に養子にもらわれたから、自分のルーツや遺伝性の健康リスクについては何も知らなかった。」

 「育ての親からは、生みの母は若くて、子供を育てる準備ができていなかったのだと言われていました。でもそれが一人じゃなかったとは!」

 「私たちはもう連絡先を交換していて、外見以外にも、いくつもの共通点があることが分かっています。片方の親(多分、父親)が違う兄弟がいることも分かりました。今の家から2時間くらいのところで、いずれ会う日が楽しみです。」

 「誰かにこの大ニュースを話したくって投稿しました! だって私、唾液のサンプルを家族には内緒で送ったんですよ!」――ifoundmytwinによるレディットの投稿


・6. DNA鑑定の結果、女性であることが判明

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 「遺伝子検査の結果、半陰陽であることが分かった。XX染色体とどうやら卵巣があるらしいんだ」とf―kmylife555はレディットに投稿。

 タイトルは「23andMeによって、自分が男じゃなく、遺伝子的には女であるらしいことが判明」だった。


・7. 自分の持つ人種が複数あることが判明し、生物学上の両親ときょうだいを見つけた女性

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 「私は白人家庭に養子に引き取られて育った。でも昔から黒人だと思っていた。ところが、勇気を出して23andMeでテストしてみたところ、黒人ではなく2つの人種が混ざっていることが分かったの!」

 「実のところ、よくいる黒人よりも肌の色が明るいから多少疑っていたわ。 ついでに完全に白人の親と血のつながりがある4人のきょうだいも見つけたわ。みんな父親似よ。」

 「両親はみんなを愛していたけど、貧しかったから、ちゃんと育てられる家庭に預けることにしたんだって話してくれた。」

 「私は57.1%ヨーロッパ系で42.9%アフリカ系。生母には白人の曽祖母がいて、彼女がどうやら私のヨーロッパの血のルーツみたい。父方からはハーフのフィランドの血も受け継いでいるわ! 夫は白人だから、子供は4分の3白人で、4分の1黒人ってことになるわね。」――christinaaaa999によるレディットの投稿


・8. 妻に見知らぬ息子がいるかもしれないことを発見した男性

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 「妻がある日、アカウントにログインした……するとDNA親族の欄に息子が表示されていた。……それで彼女は思い出したんだ。大学生のときにお金のために卵子を提供したことがあったことを。」

 「妻は彼に手紙を出したが、返事はなかった。フェイスブックのアカウントを突き止めたような気もするけど、確信はない。」

 「この人物が本当に息子ならば、彼には妹がいる。どちらも妻の生物学上の子供なのだろうか? 彼は確かに妻の家族に似ている。彼の名は一般的なので、確かなことは分からない。」

 「なお妻は40代で、名門校の出だ(卵子で大金を手にしたのだ)。男の子は20歳で、彼女の母校がある州に住んでいる」

 「もちろん、これだけでは決め手にならない。妻は州ごとに可能性のある人物を絞り込んだのだが、彼の住所、年齢、容姿は一致しているようだ」23andmethrowaway2018によるレディットの投稿


・9. 彼氏との意外なつながりを発見した女性

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 「彼氏と一緒に面白半分でやってみたの。そしたら私たち曽曽曽祖父・祖母が共通のいとこ同士だったみたい。どちらの両親もメキシコ出身よ。」

 「今は父方と母方のどちらが関係しているのかが疑問ね。共通しているのは0.27%、つまりDNAの1セグメントだけなんだけど、それでも驚きだわ。」muff1n_によるレディットの投稿


・10. 親友が姉妹で父親が父親ではなかったことを同時に知った女性

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 「父は生物学上の父ではなかった。私は精子提供者の子供で、親友は腹違いの姉妹だったのよ」

 「私たちの母親は親友同士で、同じ精子提供者を利用することにしたらしいわ。母の友達(私の親友で腹違いの姉妹の母)はレズビアンで、子供を作るには誰かから精子をもらうしかなかったのね。」

 私の母と言えば、結婚するのが嫌だったみたいだから、それで同じ提供者から精子をもらって子供を作ることにしたわけ」

 「ホリー(私の親友で腹違いの姉妹)と私は親友になったんだけど、姉妹ってことは隠されていた」

 「つまりホリーと私は父親が同じなの。母はそのうち話すつもりだったって言っていたけど、どうかしらね。自分勝手な人たちよ。騙し続けてきたママも”パパ”も大嫌いだわ」

 「よかったことは、DNA親族が更新されていて、そこに私とDNAを25.3%共有している腹違いの兄弟がいると分かったことね。どうもそういう兄弟が何人かいるみたい。」_deafening_silence_によるレディットの投稿


・11. 母親を発見し、フェイスブックで姉妹の存在を知った女性

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 「私は養子ですが、家族と素晴らしい人生を過ごしてきました。生みの親からは名前をもらいました」

 「彼女についていくつかのことも聞いています。それから5歳の誕生日にはプレゼントももらいました。23andMeに興味があって試してみたら、生母の姉妹とのつながりを持たせてくれました」

 「フェイスブックを覗いていたら、そこにいたんです。私にそっくりでした! いろいろな感情が湧き出してきて、どう処理すればいいか分かりません。今のところ、向こうは私に気づいていませんが、いつかきっと私を見つけてくれるでしょう。」BackgroundHistoryによるレディットの投稿


・12. いとこについてある事実を知ってしまった人物

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 「いとこは半分妹だったんだ。もしかしたら結果が間違っていんじゃないかと思って親父に電話して、笑いながら言ったんだ。『何か言うことない?』ってね。そしたら日曜日に会おうだってさ。お袋ももう知っている」――MeteorMattGamesによるレディットの投稿

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 アメリカで流行している遺伝子検査。それはパンドラの箱でもあり、宝箱でもある。血縁関係はもちろん、かかりやすい病気に関しても知ることができる。

 日本の場合、アメリカほど人種の坩堝ではないが、そのルーツを調べると、もしかしたら東アジアや、東南アジア、西アジアの血が流れていることがわかるかもしれない。

 すべての血が混じりあってしまえば、人種差別なんかなくなるのになー、なんて思ったりもするのである。

written by hiroching / edited by parumo
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