“逆転の報徳”が金村義明の活躍で栄冠をつかんだ「夏の甲子園第63回大会」 (2/2ページ)
2死から金村が左翼線二塁打を放つと5番の西原が左翼越えのサヨナラ打を放ち、報徳は甲子園2度目となる“奇跡の大逆転劇”を完結させたのである。
報徳はこの後、準々決勝で藤本修二(元・南海など)の今治西に3‐1、準決勝で工藤公康(元・ダイエーなど)擁する名古屋電気(現・愛工大名古電=愛知)も3‐1で下して決勝戦へ進出。最後は“沢村栄治二世”と言われた京都商(現・京都学園)の井口和人と金村の投手戦となり、これに2‐0と完封勝利。報徳学園が夏の選手権初優勝を成し遂げたのであった。
今大会では7日目第3試合で初戦を戦うこととなった報徳学園。この夏、果たして3度目となる“奇跡の報徳”伝説を見ることはできるのだろうか。
(高校野球評論家・上杉純也)=敬称略=